ミノキシジルが効かない人に共通する特徴と正しい対処法
目次
ミノキシジルが効かない人に共通する特徴はこれだ!
現在ではAGAの治療の一環として、ミノキシジルを使う男性の数が増えました。
ミノキシジルと一口に言っても、次の2種類の医薬品から自分に合うアイテムを選んで治療を続けられますよ。
- 頭皮に液体を直接塗布して発毛効果を得る育毛剤タイプ
- 身体の内側から発毛効果を得るタブレットタイプ
どちらの医薬品もAGA専門クリニックや個人輸入代行サイトで入手可能で、血管拡張作用で髪の毛を伸ばすサポートをしてくれるのです。
しかし、ミノキシジルでAGA治療を始めた男性の口コミを見てみると、「自分には効かない」「効果なしだった」といった意見がありました。
プロペシアやフィンペシアなどの内服薬と同じように、ミノキシジルも個人の体質や服用方法によっては効かないことがあるようです。
※プロペシアが効かない男性の特徴は以下のページで詳しく説明しています。
ここではミノキシジルが効かない人に共通する特徴をご紹介していますので、抜け毛や薄毛の症状がいつまで経っても克服できない男性は参考にしてみてください。
使っているミノキシジル育毛剤の濃度が低い
AGAの症状が進行しているのにも関わらず、使っているミノキシジル育毛剤の濃度が低いと効かない大きな原因となります。
医薬品によってミノキシジルの濃度には違いがありますので、どの程度のパーセンテージなのか幾つかの育毛剤を挙げてみました。
- ミノキシジルの含有量が5%の「リアップX5プラス」
- ミノキシジルを5%配合した海外でロングセラーの「ロゲイン」
- 5%のミノキシジルとアミネキシルを含む「スペクトラルDNC」
- 最高でミノキシジルが15%含有されている「ジェンヘアー」
- 最高でミノキシジルが16%含有されている「ポラリスシリーズ」
5%のミノキシジル育毛剤を使って効かない人は、10%や16%など濃度の濃い医薬品を使ってみてはいかがでしょうか。
ただし、濃度が濃くなればなるほどかゆみや赤み、炎症やニキビを中心とする副作用のリスクが高まりますので注意が必要ですね。
用法や用量を守らずに服用している
ミノキシジルに限らず、AGAの治療薬は用法や用量を守って服用しなければなりません。
間違った使い方や飲み方をしている人は本来の効果を実感できないので、ミノキシジルは次の点を意識して使うべきです。
- 育毛剤タイプは1日に2回のペースでシャンプー後の清潔な頭皮に塗布する
- タブレットタイプは1日に1錠を同じ時間帯やタイミングで服用する
「育毛剤を使わない日がある」「内服薬を飲み忘れていた」といった男性は、AGAによる抜け毛や薄毛の克服が難しくなります。
個人輸入代行サイトでミノキシジルの医薬品を購入している方は医師の説明を受けることができないので、自分でインターネットを使って正しい使い方や飲み方を調べましょう。
服用している期間があまりにも短すぎる
育毛剤にしても内服薬にしても、ミノキシジルの服用している期間があまりにも短すぎると効果を実感できません。
ミノキシジルは髪の毛を作る毛母細胞を活発化させて発毛を促進してくれる成分で、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでもAランクと高い評価を獲得していました。
しかし、どちらかと言うと即効性はないので、ある程度の期間は継続して治療すべきですよ。
「2週間では変化がない」「数日間では髪の毛は生えなかった」と、短い期間で効果の有無を判断している男性はミノキシジルが効かない人に共通する特徴です。
元々ミノキシジルが効きづらい体質だった
ミノキシジルだけではなく他の医薬品にも該当しますが、全ての人に同じ効果をもたらすわけではありません。
- 効果が強く出てプロペシアよりも髪の毛が生えた
- 長く使用しているのにあまり効果を実感できない
上記のように男性の体質によって効果は変わりやすく、元々ミノキシジルが効きづらい体質だと外用薬でも内服薬でも変化を得られないのです。
この点に関しては実際に使ってみなければ判断できないので、AGAによる抜け毛や薄毛で悩んでいる男性は一度ミノキシジルを使って治療してみましょう。
AGAではなく円形脱毛症を発症している
AGA(男性型脱毛症)ではなく円形脱毛症を発症している男性は、ミノキシジルが効かない人に共通する特徴ですね。
なぜ円形脱毛症にミノキシジルが効かないのか、考えられる理由をまとめてみました。
- 男性ホルモンのDHTではなくストレスによる自己免疫疾患が原因で髪の毛が抜ける
- ミノキシジルで発毛効果を得ても、根本的な原因を解消できていないと直ぐに再発する
- 血管の収縮で血流が悪くなっている状態なので、ミノキシジルの効果が意味なくなる
円形脱毛症だとミノキシジルだけではなく自毛植毛など他の治療も適さないので、以下のページで詳細を確認しておきましょう。
ミノキシジルが効かない時の正しい対処法
以下では、「ミノキシジルが効かない・・・」と悩んでいる男性のために、正しい対処法を幾つかご紹介しています。
効き目がないのに漫然と同じ治療を続けていても薄毛の克服には繋がらないので、何をすれば良いのかきちんと心得ておいてください。
クリニックや病院で自毛植毛を受ける
AGAの症状が著しく進行していたり、ミノキシジルが効かなかったりといった男性には自毛植毛がおすすめです。
自毛植毛はクリニックや病院で実施されている手術で、自分の髪の毛を薄い場所へと毛包ごと移植してフサフサの状態に戻すことができますよ。
具体的にどんな男性に自毛植毛手術が向いているのか目安を挙げてみました。
- プロペシアやミノキシジルなど投薬治療では何も変化がなかった
- 後頭部や側頭部にボリュームがあって移植するドナーが多い
- ミノタブなど内服薬の服用で副作用の症状が悪化している
- 一生涯に渡って医薬品を続けるのが嫌で、確実に薄毛を克服したい
- AGAの治療に費やすことができる予算が多い(資金的な余裕がある)
ミノキシジルが効かない体質の男性は同じ治療を続けるのではなく、思い切って自毛植毛を受けるのは効果的な対処法です。
自毛植毛は一度手術を受ければメンテナンスが不要な画期的な方法ですので、国内でナンバーワンのシェア率を誇るアイランドタワークリニックを受診してみましょう。
アイランドタワークリニックのi-direct法(ダイレクト法)はメスを使わない安全な自毛植毛ですので、まずは薄毛の悩みを医師やカウンセラーに相談してみてください。
ミノキシジル育毛剤とミノタブの両方を使う
片方の医薬品だけでは効かない男性は、ミノキシジル育毛剤とミノタブの両方を使うべきです。
次のように身体の外側と内側の両方から対処していれば、単体よりも高い発毛効果を得ることができます。
- ミノキシジル育毛剤を頭皮に塗布して直接的な発毛効果を得る
- ミノタブを服用して身体の内側から発毛効果を高める
「プロペシア+ミノキシジル育毛剤」といった組み合わせだけではなく、「ミノキシジル+ミノタブ」もAGAの治療には効果的ですね。
また育毛剤の濃度が高いポラリスやジェンヘアーを使ったり、2.5mgではなく10.0mgのミノタブを使うのも良いでしょう。
しかし、ミノタブは特に濃度を高くするほど、「動悸」「倦怠感」「めまい」「多毛症」「低血圧」といった副作用のリスクも上がりますので十分に注意してください。
不規則な生活習慣を見直す
ミノキシジルに限った話ではないものの、不規則な生活習慣を送っている男性は投薬治療の効果を実感しにくい特徴があります。
例えば、ミノタブの服用で血管を拡張して毛母細胞に栄養が行き渡りやすい状態にしても、偏った食生活で髪の毛の成長に必要な栄養素が足りていなければ意味がありません。
そこで、AGAの治療をしている男性がどんな生活習慣を送れば良いのかまとめてみました。
- インスタント食品ばかりの食事を避けて野菜類や魚類もきちんと食べる
- 夜更かしを避けて夜の10時~深夜の2時までのゴールデンタイムに眠る
- ウォーキングやジョギングで身体を動かして血行不良を予防する
正しい用法や用量でAGAの治療薬を使うのは大事ですが、生活習慣の見直しも合わせて取り組むのがポイントです。
まとめ
ミノキシジルは全ての男性に適した治療ではなく、個人の体質や飲み方によっては効かないケースも多々あります。
それでも、正しい使い方を実践したり別のAGA治療を行ったりすれば薄毛のコンプレックスを解消できますので、諦めずに若い頃のヘアスタイルを手に入れる努力をしてみてください。