自毛植毛で神経に悪影響はあるの?
2016/11/26
自毛植毛の手術で神経に悪影響は引き起こされるの?
自毛植毛の手術をクリニックで受け、神経への悪影響があるのかどうか疑問を抱えている方は少なくありません。
確かに、自毛植毛の方法によってはメスを使ってドナーを採取しますし、FUE法でも専用のパンチグラフトを使って毛根をくり抜いていく形です。
この点に関しては担当医の腕によって変わるので一概には説明できないものの、ドナーを移植する際に神経が損傷する可能性も少なからずあります。
「側頭部や後頭部からドナーを採取する」⇒「移植部分に小さな穴をあける」⇒「ドナーを薄毛部分に植え付けていく」という流れで、小さな穴をあけた部位の神経が一時的に切断されると知覚麻痺を起こすのです。
自毛植毛を受けた後に頭皮の痺れを訴えている人は意外と多く、これは神経が切断されたのが大きな理由なのではないでしょうか。
このように聞くと危険な手術なのではないかと勘違いするかもしれませんが、頭皮の知覚麻痺はあくまでも一時的な症状となっています。
数ヶ月先も続くことはありませんし、頭皮の痺れにしても痛みにしても自然と引いてくるので安心です。
もちろん、個人の体質によって術後の影響は異なりますし、トラブルを未然に防ぐためにもアフターケアの方法を担当医からきちんと伺っておいた方が良いかもしれません。
当サイトでは自毛植毛の手術の技術力が高い医師だけではなく、アフターサポートが整っているアイランドタワークリニックをご紹介しています。
自毛植毛が成功するかどうかはクリニック選びで決まると言っても過言ではないので、まずはアイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
頭皮が痺れる原因は?
頭皮の知覚過敏は自毛植毛ではなく、日々の生活の中に原因が潜んでいる可能性はあります。
「頭皮がピリピリと痺れたような感覚に陥る」と訴えている方は意外と多く、どんな原因が考えられるのか見ていきましょう。
- 慢性疲労や精神的なストレスで筋肉が硬くなって筋緊張性頭痛を起こしている
- 脳出血や脳梗塞といった病気で脳血管障害が起きている
- 肩こりや首こりで全身の血流が悪化している
- 骨と骨を繋いで傷付かないようにしている緩衝材が飛び出す頚椎椎間板ヘルニアを発症している
脳出血や頚椎椎間板ヘルニアといった大きな病気ではない場合、頭痛や肩こりといった症状が考えられます。
頭痛や肩こりが慢性化すると頭皮の血流も悪化しやすく、神経に異常が出て痺れのような違和感が長く続く場合があるのです。
他の症状と比較すると軽いので放置している方は少なくないものの、大きな病気が陰に隠れているケースも十分にあるので不安な方は一度医師へと相談してみてください。
外科的な自毛植毛には幾つかのリスクがある
自毛植毛を受けた後は神経の損傷による知覚麻痺だけではなく、下記のような副作用のリスクがあります。
- 頭皮の炎症や化膿
- 頭皮のツッパリ感
- 移植した部位やドナーを採取した部分の内出血
- ピリピリとした頭皮の痛み
- 一時的に毛髪が抜けるショックロス
- ドナーを採取した部分の傷跡
外科的な手術なのでこのようなリスクがあるものの、どの症状も一時的なものなので少しずつ回復していきます。
ドナーを採取した部分や移植した部位の傷跡に関しては、技術力の高い医師による処置を受ければ目立つことは100%ありません。
「薄毛を治療するのに完璧な方法」と言い切ることはできませんが、育毛シャンプーや育毛サプリメントなど不確かな効果の処置と異なるのは事実です。
一度手術を受ければメンテナンスの必要はありませんし、自分の髪の毛で自然なヘアスタイルを手に入れられるのでまずは病院で相談してみてください。