自毛植毛後の毛穴はどうなる?
2018/08/31
自毛植毛後の毛穴はどうなるの?
クリニックで受ける自毛植毛は髪の毛だけではなく毛根ごと移植する薄毛手術で、他のAGA治療とは大きく異なります。
毛根を採取して薄毛部分に移植しますので、「自毛植毛後に毛穴が凸凹になるのではないか?」と疑問を抱えている方は少なくありません。
確かに、髪の毛へと人工毛を結び付ける増毛とは違い、自毛植毛では採取したドナーを毛穴に直接植え付けています。
頭皮の毛穴にはそれなりの刺激が加わりますが、現代では医療技術が発達していますので凸凹になるような心配はないですよ。
メスを使うFUT法(Follicular Unit Transplantation)なのか、メスを使わないFUE法(Follicular Unit Extraction)なのかによって異なるものの、基本的な自毛植毛は下記の流れで行われます。
- 後頭部を短く刈り上げてドナーとなる毛根を採取する
- 薄毛が気になる前頭部や頭頂部に毛穴ホールを作成する
- 作成した毛穴に採取した毛根を移植していく
- 頭皮へと定着すると抜けたり生えたりというサイクルを繰り返す
毛穴に植え付けるのは元々頭皮に生えていた自分の髪の毛ですので、大きなダメージを受けたり後遺症が起きたりといった心配はありません。
安全性の高い方法だからこそ日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでは、Bランク(行うよう勧められる)の評価を得ていますね。
もちろん、技術力の高い医師による施術を受けるのが絶対条件ですので、名医が在籍しているアイランドタワークリニックがおすすめです。
※名医による自毛植毛を受けた方が良い理由は以下のページで詳しく説明しています。
メスを使わないi-direct法で毛穴や毛母細胞へのダメージを最小限に抑えてくれますので、薄毛で悩んでいる男性は一度アイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
一昔前の自毛植毛は毛穴へのダメージが大きかった
現在の主流の方法であるFUT法やFUE法ではなく、一昔前に行われていたマイクロ法による自毛植毛は毛穴へのダメージが大きいデメリットがありました。
- 植え付ける株自体が大きい
- スリットのサイズが相対的に大きい
この2つの理由で移植した部位の毛穴や根元が凹んで見えることがあり、術後に生じる後遺症や副作用の一つです。
しかし、現代では医療技術の発達でダメージを最小限に抑えられるようになりましたので、頭皮の腫れや凸凹といった症状はほとんど引き起こされないと考えて良いでしょう。
術後に激しい運動をしたりゴシゴシと髪の毛を洗ったりなど、刺激を加えていなければしっかりと移植したドナーは定着しますよ。
頭皮に定着した後は今まで通りの生活を送れますし、一度毛髪が抜け落ちても毛母細胞が死滅したわけではありませんので、新しい髪の毛が生えてくるというメカニズムです。
自毛植毛後の毛穴トラブルを防ぐ洗髪方法はこれだ!
現代の医療では安全に自毛植毛の手術を受けられるようになりましたが、アフターケアの方法が間違っていると毛穴トラブルが引き起こされやすくなります。
手術自体は成功しても、毎日の頭皮ケアやヘアケアに問題があるケースは少なくありません。
そこで、以下では自毛植毛後の毛穴トラブルを防ぐ洗髪方法をまとめてみました。
- 洗髪前にブラッシングをして髪の毛に付着した汚れを落とす
- ぬるめのお湯で髪の毛全体を洗い流す(予洗いを行う)
- シャンプーを手に取って泡立ててから髪の毛を洗い始める
- 指の腹を使って血行が良くなるように頭皮マッサージを行う
- 洗浄成分が頭皮に残らないように念入りにシャワーで洗い流す
- ドライヤーで髪の毛を乾かして完了
少しでも毛穴へのダメージを抑える洗い方をしていれば、かゆみや赤みなどのトラブルを予防できますよ。
人工毛植毛は毛穴の凸凹やボコボコのリスクが高い
ナイロンやポリエステルといった素材を使う人工毛植毛は、自毛植毛とは違って毛穴の凸凹やボコボコのリスクが高くなります。
- 自分の頭皮に生えていた髪の毛を使わない
- 異物となる人工毛を頭皮へと植え付ける
- 炎症や化膿など拒絶反応を起こす
これらの要因が考えられ、毛穴への刺激やダメージが非常に大きいので絶対に受けてはいけません。
日本でも少なからず人工毛植毛を行っているクリニックがあるので、頭皮を傷付けないためにも自毛植毛を選択してください。