自毛植毛を受けるリスク

2016/11/26

自毛植毛は人工毛植毛よりもリスクが少ない

自毛植毛は人工毛植毛よりもリスクが少ない
自毛植毛は自分の髪の毛を別の場所へと移し変える治療なので、人工毛植毛と比べると遥かにリスクは低くなっています。

毛根や毛乳頭を有する生きた組織を植え込むのが自毛植毛で、頭皮にとって異物となる人工毛植毛を植え付ける手術とは大きく異なることがお分かり頂けるはずです。

実際に、日本でも人工毛植毛を実施しているクリニックは幾つか存在しており、拒絶反応が引き起こされるというリスクがあります。

しかも、頭皮にとって異物を植え込む形となるのでその確率は非常に高く、炎症や化膿によって頭皮が酷い状態に陥ることも十分にあり得るのです。

人工毛植毛で髪の毛をフサフサにできたとしても、1年間から2年間程度が経過すれば自然と抜け落ちていきますし、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。

  • クリニックを受診して人工毛植毛を受ける
  • 1,000本の髪の毛を移植して薄毛の改善に繋がる
  • 半年後を境にしてだんだんと抜け始める
  • 2年後には元の薄毛の状態に戻ってしまう
  • それを防ぐために定期的にクリニックでメンテナンスを受ける
  • 無料ではないのでトータルで莫大な費用を支払わなければならない

このようなデメリットがあり、拒絶反応のリスクが高いことでアメリカでは既に法律で禁じられました。

その点、自毛植毛で植え付けた髪の毛は他の部位と同じようなヘアサイクルを繰り返してくれるため、一度手術を受けることで半永久的に自分の髪の毛として生え続けてくれるのです。

今までと同じように理容室や美容室でカットできますし、人工毛植毛のように周りの髪の毛と上手くシンクロさせて散髪しなければならないという面倒な作業は必要ないと説明できます。

「髪の毛が全く生えない」「植えても抜け落ちる」といったリスクは自毛植毛にはないので、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでも推奨されている方法の一つなのです。

信頼できるクリニックで手術を受ければ、更に副作用のリスクも抑えられるはずなので、日本国内で最も支持されているアイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。

 

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安全性の高い自毛植毛にもリスクはある

安全性の高い自毛植毛でもリスクがなにもないというわけではなく、ショックロスと呼ばれる現象が引き起こされることがあります。

自毛植毛とショックロスというページでも詳しく説明しましたが、移植した毛根の周りの髪の毛が一時的に抜け落ちてしまうのです。

自毛植毛を受けた約20%の方がショックロスを引き起こすと考えられており、手術によるリスクの一つだと言えるのではないでしょうか。

しかし、永久に抜け落ちた髪の毛が回復しないわけではなく、毛根組織は正常に残っているはずなので4ヶ月から5ヶ月程度が経過すれば自然と元に戻っていきます。

元通りの髪型になるまでにショックロスを隠したいのであれば、ケラチンパウダー(髪の毛のふりかけ)で濃く見せるという方法がおすすめです。

自毛植毛の手術の後にミノキシジルが含まれた育毛剤を使ったり、フィナステリドが含まれたプロペシアを服用したりという方法で、ショックロスのリスクを抑えられます。

それでも、万人に効果がある方法ではありませんし、術後直ぐに育毛剤を使うと頭皮へと刺激が加わって移植毛に悪影響が引き起こされることもあり、詳しいことは手術を受けたクリニックの専門医に尋ねてみてください。

-自毛植毛の基礎知識