プロペシアとの飲み合わせを避けたい薬やサプリメント
目次
プロペシアとの飲み合わせを避けたい薬はこれだ!
AGA治療薬のプロペシアと、他の薬やサプリメントを飲み合わせることができるのか疑問を抱えている男性は少なくありません。
プロペシアは長期間に渡って服用する内服薬ですので、正しい飲み方について把握しておくのは大事ですよ。
基本的にプロペシアは他の薬やサプリメントと飲み合わせてもOKで、その詳しい理由をまとめてみました。
- 内服薬や外用薬などの医薬品の添付文書には併用禁忌薬に関する説明がされている
- プロペシアの添付文書には併用禁忌薬に関する内容が記載されていない
- 身体に大きな負担やダメージを与えるような成分が入っていない
用法と用量をしっかりと守っていれば、プロペシアは危険性の高い薬ではありません。
薬局やドラッグストアで販売されている風邪薬とも、プロペシアは併用できます。
しかし、プロペシアと飲み合わせが禁止されている医薬品がなくても、持病で何かしらの薬を処方してもらっている男性は注意が必要です。
そこで、以下ではプロペシアとの飲み合わせを避けた方が良い医薬品を幾つか紹介していますので、AGA治療を始める前にきちんと確認しておきましょう。
肝機能障害で医師から内服薬を処方してもらっている
肝機能障害が原因で医師から内服薬を処方してもらっている男性は、プロペシアとの飲み合わせで注意すべきですね。
私たちの肝臓には、次の4つの役割があります。
- 食事から取り入れた栄養素をエネルギーに変える「代謝機能」
- アルコールやアンモニアを解毒して無毒化する「解毒作用」
- グルコースをいつでも供給できるようにする「エネルギーの貯蔵」
- 血中のコレステロール値を調整する「胆汁の生成」
これらの働きが上手くいかなくなる病気が肝機能障害で、「食欲不振が続く」「吐き気や嘔吐が起こる」「全身の疲労感や倦怠感が続く」など症状は一つではありません。
プロペシアとの飲み合わせに注意した方が良いのは、内服薬である以上は肝臓に少なからず負担が加わるのが理由です。
プロペシアの有効成分のフィナステリドは肝臓で代謝されてDHT(ジヒドロテストステロン)を減らすメカニズムになっていますので、肝臓の弱い男性が気を付けないといけない理由は何となくお分かり頂けるのではないでしょうか。
肝臓病を治す医薬品とプロペシアを飲み合わせてはいけないというよりかは、内服薬を追加して服用することで肝臓への悪影響が強くならないのかという点を意識すべきです。
素人では正確に判断することができませんので、不安な男性はプロペシアの服用を始める前にかかりつけの医師に相談してみてください。
同じような効果を持つザガーロ
ザガーロは2015年に日本で認可されたAGA治療薬で、2016年にイギリスに本社を置くグラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)から販売がスタートしています。
国内でザガーロを処方しているAGA専門クリニックや皮膚科は多いのですが、プロペシアと併用すべきではありません。
それはプロペシアとザガーロが同じような効能を持つのが理由で、詳しい仕組みについて見ていきます。
- プロペシアの中には有効成分のフィナステリドが配合されている
- ザガーロの中には有効成分のデュタステリドが配合されている
- どちらも5αリダクターゼを阻害してDHT(ジヒドロテストステロン)を減らす効果を持つ
ザガーロがプロペシアの併用禁忌薬に設定されているわけではありませんので、飲み合わせたとしても効果が著しく下がったり副作用のリスクが上がったりする心配はないでしょう。
しかし、効果が重複しているのは間違いないため、AGA治療を始める男性はプロペシアかザガーロかどちらか一つを選択すべきです。
亜鉛やノコギリヤシを含むサプリメントはプロペシアと飲み合わせてもOK!
亜鉛やノコギリヤシを含んでいるサプリメントは、プロペシアと飲み合わせても特に大きな問題はありません。
実際に医薬品とサプリメントを併用し、AGAによる抜け毛や薄毛を対策している男性はいますよ。
以下では、プロペシアと併用に向いているサプリメントの種類を幾つか挙げてみました。
- オクタコサノールとβ-シトステロールが体力増進をサポートする「ノコギリヤシを含むサプリ」
- 髪の毛の成長をサポートしている「亜鉛を含むサプリ」
- 男性ホルモンの働きを抑制する「イソフラボンを含むサプリ」
もちろん、サプリメントを飲んでもAGAを根本的に治療できるわけではありません。
それでも、健康な髪の毛が生えるように身体の内側から栄養補給をするのは非常に大事ですので、プロペシアだけで抜け毛や薄毛の症状が良くならない男性はノコギリヤシや亜鉛を含むサプリメントを飲んでみてください。
まとめ
以上のように、既に医師から何かしらの医薬品を処方してもらっている男性は、プロペシアとの飲み合わせに注意が必要です。
添付文書で併用禁忌薬は特に設定されていなくても、飲み合わせで身体にダメージが加わる恐れは十分にあります。
プロペシアは服用する際の注意点が多く、その詳細については以下のページでまとめました。
それに、プロペシアでAGAを治療するには一生涯に渡って飲まないといけないため、薄毛を根本的に改善したいのであれば自毛植毛がおすすめですね。
クリニックで実施されている自毛植毛は、投薬治療とは違って次の特徴があります。
- 一度手術を受ければ一生涯に渡って髪の毛が生えてくる(根本的に薄毛を解消できる)
- 医薬品の服用による副作用や後遺症のリスクが一切ない
- AGAの症状が進行している男性でも回復できる
下記のページでは激安の値段で自毛植毛を受けられるクリニックを幾つか紹介していますので、プロペシアによるAGA治療で限界を感じている男性は一度検討してみてください。