自毛植毛と髪染め
2016/11/21
自毛植毛を受けた後の髪染めは大丈夫なの?
自毛植毛の手術を受けた後に髪染めできるのかどうか、疑問を抱えている男性はいます。
自毛植毛では自分の後頭部や側頭部に生えている髪の毛をドナーとして採取し、薄毛が引き起こされている頭頂部や前頭部といった部位へと植え付けていくので髪染めは十分に可能です。
紛れもない自分の髪の毛なので一生涯に渡って生え続けてくれますし、ヘアカラーでオシャレしたり白髪染めで若々しさを取り戻したりできます。
もちろん、自毛植毛の手術を受けてから直ぐは頭皮がデリケートですし、移植した毛髪が頭皮へと定着するための大事な時期なので髪染めやパーマといった処置は行ってはいけません。
それに、自毛植毛を受けて直ぐに生え揃うのではなく、「一度全て抜け落ちる」⇒「3ヵ月後辺りから伸び始める」⇒「半年後にはそれなりの長さになる」⇒「10ヶ月程度で生え揃う」と一定期間が必要となります。
そのため、髪染めしたいと考えている人は、自毛植毛を受けて移植した部分から新しい髪の毛が生えてきてから美容院で処置してもらいましょう。
現在ではAGAによる薄毛の治療として、プロペシアやミノキシジルではなくクリニックの自毛植毛を選択する男性は増えました。
投薬治療はこれから何年先も使い続けなければならないという不安があるので、薄毛を根本的に改善したいのならばメスを使わない手術のi-direct法が取り入れられたアイランドタワークリニックで自毛植毛を受けてみてください。
自毛植毛直後の髪染めは避けよう
自毛植毛後に生えてくる髪の毛は人工毛ではなく紛れもなく自分のものなのでカラーリングは可能です。
しかし、自毛植毛を受けた後は頭皮がデリケートな状態となっており、直ぐの髪染めは絶対に避けなければなりません。
- 自毛植毛で移植した以外の場所でも頭皮は少なからずダメージを受けている
- その状態でカラーリングで使う薬剤を塗布すると刺激が加わる
- 刺激によって頭皮への定着率が下がって大事な髪の毛が無駄になる
- AGAによる薄毛の改善に繋がらない
このようなリスクがあるので、どんなに早くても1ヵ月程度は時間を空けた方が良いでしょう。
もちろん、素人では正確に判断できないことが多く、髪染めやパーマを施す予定の方はかかりつけの医師へと伺ってみるべきです。
また、自毛植毛直後ではないとしても、人工的に作られた薬剤を使う髪染めは頭皮や髪の毛に大きな刺激が加わります。
- 抜け毛が増えて薄毛の進行が早くなる
- キューティクルが傷付けられてツヤがなくなる
- マメにメンテナンスをしないと汚らしくなる
- 頭皮のニキビや痒みなどのトラブルが起こる
オシャレのために必要なことかもしれませんが、将来的にハゲたらもっと恥ずかしい状態となるので自分で処置を施す場合は特に注意してください。
人工毛植毛では髪染めができない
自毛植毛とは違って人工毛植毛で植え付けた人工毛は髪染めすることができません。
ナイロンなのかポリプロピレンなのか使用する材質によって多少は違いがあるものの、通常の髪染めでは色は付かないので最初からカラーの人工毛を移植した方が手っ取り早いのです。
しかし、どちらにしても人工毛植毛は危険な手術で、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでもDランクという最も低い評価を得ています。
- 移植してから数年間で自然と頭皮から抜け落ちる
- 拒絶反応によって炎症や化膿のリスクが高まる
- 理想のヘアスタイルを維持するには定期的にメンテナンスを行わなければならない
- トータルで見ると高額な費用を支払わなければならない
それは上記のデメリットがあるからで、既にアメリカでは法律で禁じられているのです。
その点、上記でもご説明したように、自毛植毛ならば一生涯に渡って自分の髪の毛として生え続けてくれるので、メンテナンスの必要はありません。
AGA診療ガイドラインでもBランクという高い評価を得ているので、薄毛で悩む男性はアイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみましょう。