最新・最先端の切らない自毛植毛

2015/03/31 2016/07/22

「最新・最先端の自毛植毛を実施しているクリニックで施術を受けたい」と考えている方は多いですよね。

仮に手術にかかる費用が安かったとしても、本来の目的である薄毛の改善に結び付けられなかったり、失敗のリスクが高いのは避けたいところでしょう。

この記事では、最新の技術や最先端の方法で自毛植毛を受けたいと考えている方向けに、いくつかのクリニックを紹介します。

切らない自毛植毛

患者さんの身体にかかる負担を最小限に抑えるために、アメリカで開発された切らない手術方式の自毛植毛が注目を集めていります。

切らない手術方式の自毛植毛を総称してFUE法（Follicular Unit Extraction）と呼んでおり、メスを使って頭皮から毛根を採取するのではなく、専用のパンチを使ってくり抜くというのが特徴です。

従来のメスを使用するFUT法と比較して術後の傷跡を抑えることが可能で、頭皮の皮膚が張っていてメスで切り取るのが難しい患者にも適しています。

外科的な手術なので米粒状の傷は頭皮に形成されるものの、そこまで目立つわけではありませんし時間の経過によってだんだんと薄くなっていきます。

以下では、最新・最先端の切らない自毛植毛を取り入れているクリニックについて説明します。

切らない自毛植毛を実践している医療機関の一つがアイランドタワークリニックで、i-direct法と呼ばれています。

i-direct法は従来のFUE法とは少々異なり、毛根を採取するスピードが速く、移植片を傷付けずに済むのです。

ドナーへのダメージが少ないので定着率はどの方法よりも高くなっており、アイランドタワークリニックで実施されている手術方式であれば満足のいく仕上がりが期待できます。

同時に、2,000株以上を一度に移植できるメガセッションも取り入れており、軽度のAGAの症状だけではなく、広範囲に渡って脱毛している男性の方も受けられるようになりました。

※2013年には、アイランドタワークリニックのi-direct法で、国内初となる4,000グラフト（約10,800本）の移植に成功したそうです。

湘南美容外科クリニックで実施されている切らない自毛植毛がARTAS植毛で、海外でも数少ないクリニックでしか実施されていないロボットを使用した最新技術です。

従来のFUE法では専用の機械のパンチを使って盲目的にくり抜いていくので、ドナーロスと呼ばれる現象が頻繁に起こりました。

ARTAS植毛ではロボットを使って正確に採取でき、作業時間を短くすることでドナーの切断率を低くできるため、毛根を無駄にせずに済むのです。、

ドナーが無駄にならなければ、頭皮への負担を最小限に抑えて薄毛を克服できます。

また、通常のFUE法では1時間で60本～200本の採取なのに対し、ロボットを使ったARTAS植毛では1時間で500本以上もの毛包を採取できるため、メガセッションにも対応可能です。

これまでは切らない自毛植毛について説明してきましたが、切る植毛の中にも最先端と言われる技術はあります。

東京と大阪の2店舗しかないウェルネスクリニックでは、植毛先進国のアメリカで広く普及しているボズレー式植毛を導入しています。

ボズレー式植毛では1株1本～2本のマイクログラフトと、異なる数種類の毛髪を組み合わせるバリグラフトを使って植えつけていくのが従来との違いです。

単純に脱毛した部分の髪の毛を復活させられるだけではなく、ボズレー式植毛によって自然なグラデーションを実現できるところが大きな特徴だと言えるでしょう。

ボズレー式の認定医になるためには様々なカリキュラムを修了する必要があるためレベルの高い医師が在籍していますし、ウェルネスクリニックでは患者に安心して治療を受けてもらえるように最新の設備を取り揃えています。

ただし、ボズレー式植毛にはデメリットもあり、毛根を採取して株分けを行ってから頭頂部や生え際に植えつけていくという施術を全て手作業で行うため、手術時間が長くなりやすいです。

また、どうしても帯状の傷跡が残ってしまうため、髪型を坊主や短髪にした場合は目立ってしまうかもしれません。