自毛植毛による密度は?生え揃うの?
2016/10/24
自毛植毛でどのくらい密度がアップする?きちんと生え揃うの?
自毛植毛による手術でどのくらいの密度アップが期待できるのかについては移植本数や個人差もあるので、一概に「これくらいです!」とは説明できません。
しかし、自毛植毛ではAGAの影響を受けずに元気良く生えている後頭部や側頭部の髪の毛を使用しますし、植え付けた後も抜けたり生えたりというサイクルを繰り返すので、今よりも確実に密度を上げられますし、術後数ヶ月もすればしっかりと生え揃うはずです。
現在では、一度に大量の髪の毛を移植するメガセッションと呼ばれる施術も一部のクリニックでは実施されており、1回の手術で満足のいく密度を手に入れることができます。
※生え際などは、密度を濃くし過ぎるとかえって不自然になるケースもありますので、移植本数については医師と相談の上、決めるようにしましょう。
医薬品の使用とは違って根本的にAGAを改善できるからこそ、どの治療よりも自毛植毛の方が効果が高いと考えられているのです。
ドナー部分の密度は、白人ですと毛包単位は100/平方cm、日本人の場合は80/平方cmとされており、どんな自毛植毛でも100%まで引き上げることは困難だと言われています。
それでも、80%~90%の密度アップは手術で十分に可能ですし、もっと言えば70%~80%程度の密度があれば他人から薄毛と認識されることもありませんので、適度に生え揃うことができれば薄毛の改善に繋がるというわけです。
10代のころのような100%の密度の自毛植毛は不可能でも、育毛剤などとは異なり一度の手術で満足のいく結果を残せるのが自毛植毛なので、試してみる価値は大いにあると言えるでしょう。
国内でナンバーワンのシェア率を誇るアイランドタワークリニックでは移植本数に関わらず頭皮への負担を少なくしたダイレクト法が採用されています。
このダイレクト法が評判となり、現在では自毛植毛を受けた10人に7人がアイランドタワークリニックを利用しているので、まずは無料カウンセリングを受けてみてください。
術後1ヶ月、2ヶ月は生え揃わないことも
自毛植毛を受けて頭皮全体の密度を増やすことはできますが、髪の毛が生え揃うまでには一定の期間が必要だと心得ておくべきです。
クリニックで手術を受け、早く生え揃わないか待ち遠しいという気持ちは大いに分かりますが、生え揃うまでにはしばらく時間がかかるという特徴があります。
自毛植毛では毛髪と毛根を専用の機械で採取し、薄毛部分に移植していくという形となり、移植片に髪の毛が付いているので一時的に増えたと感じる方が多いかもしれません。
しかし、1ヶ月程度の期間が経つとその大半が休止期に入って抜け落ちるため、毛根が活動を再開する成長期に突入するまでには一定の期間が必要になるというメカニズムです。
以下では実際に自毛植毛を受けた人がどのような口コミを残しているのか幾つか挙げてみました。
- 効果が実感できるまでに半年間以上はかかりました
- 最初は抜け落ちて不安だったが3ヶ月頃から産毛が生えてきた
- HPにあるような90%以上は難しくても満足のいく仕上がりにはなります
- 自分が思っている以上に早く移植毛が生えてきたのでビックリしている
手術を受けて直ぐに髪の毛が増えるわけではないので、「本当に生え揃うのだろうか」と不安を抱える男性の方はいらっしゃるのではないでしょうか。
更に言えば、ショックロスなども鑑みると完全に生え揃うまでには1年程度かかるケースもあります。
参考記事:自毛植毛を受けた一年後はどうなるの?
それでも、正しいアフターケアで頭皮を守っていれば自毛植毛後はしっかりと生え揃うはずなので、基本的には担当している医師の指示に従って処置を施すようにしてください。
自毛植毛後は焦りは禁物!
自毛植毛を受けるに当たって焦りは禁物で、ゆっくりと気長に待ち続けなければなりません。
生え揃うまでに時間がかかるのは、私たちの髪の毛は一定のヘアサイクルによって抜けたり生えたりを繰り返しているからです。
- 髪の毛が元気に伸び続けている期間の成長期
- 髪の毛の成長が少しずつ衰えていく退行期
- 次の成長期に向けての準備を行う休止期
こうしたサイクルが背景にあると知れば、自毛植毛を受けた後に生えてこなくても不安にならずに済みます。
ただし、あくまでも正しいアフターケアを行った場合に限り、「術後に刺激の強いシャンプー剤を使った」「術後に頭皮を擦って刺激してしまった」という場合は定着率が下がりやすいので注意しなければなりません。
アフターケアの方法で自毛植毛の結果は左右されるので、医師の指示をきちんと聞いておいてください。