自毛植毛前に行う血液検査

2016/11/19

自毛植毛前に血液検査を受けなければならない理由は?

自毛植毛前に血液検査を受けなければならない理由は?
自毛植毛は安全性が高いAGAの治療という認識が広まってはいるものの、外科的な手術なのは変わらないため、ほとんどのクリニックでは施術前に血液検査が行われます。

事前の綿密な治療計画と手術準備によって行わなければならず、コンディションをチェックするための手段の一つとして血液検査が実施されるのです。

血液検査によって患者さんのコンディションを正確に把握できますし、感染症の有無についても知ることができます。

移植する範囲によって異なりますが、基本的に5時間程度は治療に費やさなければならないため、血液検査で患者さんが手術に耐えられるのか把握しなければなりません。

自毛植毛で使用される麻酔は全身麻酔ではなく局所麻酔なので、副作用のリスクも非常に少なく、身体に大きな負担がかかることはないはずです。

それでも、高齢者の方や他の病気を患っている方であれば、身体の健康状態を第一に考えなければならないため、血液検査は欠かせない項目の一つだと説明できます。

多くのクリニックでは、「施術前の無料カウンセリング」⇒「血液検査によるメディカルチェック」⇒「ヘアデザイン」⇒「当日の手術」という万全の体制で自毛植毛が実施されるはずです。

手術を受けたら終わりというわけではなく、アフターケアの方法で定着率が変わってくるので総合的なサポートをしてくれる医療機関を選ぶべきなのではないでしょうか。

日本でも有数のアイランドタワークリニックでは独立したケアセンターを設立しており、患者さんの体調を一番に考えて手術を施してくれるので、一度無料カウンセリングを受けてみてください。

 

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自毛植毛で血液検査を受ける前に押さえておくべきポイント

以下では自毛植毛の手術前に受ける血液検査で、押さえておくべきポイントを幾つか挙げてみました。

無料カウンセリングから直ぐに血液検査を受けるわけではありませんし、どのクリニックでも医師から事前に説明を受けます。

しかし、病院へと足を運ぶ前に注意しなければならない点もあるので確認しておきましょう。

  • 血中アルコール濃度が上がらないように前日の飲酒は控える
  • 脂っこい食べ物やお菓子など暴飲暴食を避ける
  • 今までに採血で何かしらのトラブルがあった場合は報告する
  • しっかりと睡眠をとってから病院へと足を運ぶ(徹夜はNG)
  • 時間に余裕を持って受診して身体を安静にしてから受ける

前日の暴飲暴食やアルコールの摂取には特に注意しなければならず、健康診断を受ける場合と一緒です。

自毛植毛後の血液検査による数値の変動に注意!

自毛植毛を受けた後に健康診断などで血液検査を受ける予定のある方は、数値が変動する可能性があるので注意が必要となります。

健康診断の中でも血液検査は重要な項目の一つとなっており、トリグリセライド(中性脂肪)やHDLコレステロール、血糖(血中グルコース)といった数値を測っていくのです。

  • 脂質異常症を発症しているのかどうか確かめるトリグリセライド(中性脂肪)
  • 動脈硬化の引き金となるHDLコレステロール
  • 血糖値の高低を確かめる血糖(血中グルコース)

どれも健康体かどうか確かめるために数値が正常かどうか検査し、年齢を重ねれば重ねるほど危険値に近くなりやすいので注意しなければなりません。

中でも、体内で炎症が引き起こされた場合に身体の自然な防衛反応として血液の中に含まれるタンパク質を調べる検査がCRP(C反応性タンパク)で、自毛植毛の手術を受けた後は数値が上昇する可能性があります。

術後直ぐの状態では傷口から雑菌が入り込み、炎症や化膿を引き起こすこともありますし、その影響で血液検査の項目に異変が生じるかもしれません。

そのため、「恥ずかしい」「人に言いたくない」という気持ちは十分に分かりますが、血液検査を受ける場合は担当医に自毛植毛の手術をクリニックで受けたことを事前に伝えるべきです。

-自毛植毛の基礎知識