自毛植毛後の飲酒やアルコールの摂取はOK?

2016/10/24

自毛植毛後の飲酒やアルコールの摂取はOKなの?

自毛植毛後の飲酒やアルコールの摂取はOKなの?
自毛植毛の治療を病院で受けた後に、アルコールを摂取しても良いのかどうか疑問を抱えている男性の方はいます。

確かに、お酒が好きな方は毎日でも飲みたいでしょうし、飲酒で毎日の仕事のストレスを解消している方は多いはずです。

明確に決められているわけではないので一概には説明できないものの、アルコールには血管を拡張させる作用があるため、術後に飲酒すると痛みが出やすくなります。

頭皮から出血の量が多くなるのは危険なことですし、せっかく自毛植毛で植え付けたドナーが無駄になることも十分に考えられるため、できる限り術後の飲酒は控えた方が良いのです。

頭皮の腫れが大きくなったり出血が止まらなかったりという症状は危険なので、ほとんどのクリニックで手術の前日と当日のお酒は控えるようにと告げられるでしょう。

自毛植毛を受けてから2日以上が経てば、アルコールが体内に入った影響で定着率が左右することはないため、今までと同じように飲酒は可能となっております。

それでも、飲みすぎによってヘアダメージが引き起こされやすいと言われていますし、過度の飲酒が健康被害を加えることは周知の事実なので、お酒が大好きな男性でも適度な摂取を心掛けるべきです。

自毛植毛を行う最大手のアイランドタワークリニックの公式サイトでも、傷の治りを悪くするアルコールは避けた方が良いと記載されていました。

「せっかく植え付けた髪の毛が抜け落ちるリスクがある・・・」と知れば多少は飲酒を我慢できるはずなので、アイランドタワークリニックの医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。

 

>>> アイランドタワークリニックの公式サイト

 

アルコールは適量であれば身体に良い影響がたくさんある

タバコとは異なりアルコールは適度な量であれば身体に良いですし、ストレス解消などにも役立ちます。

そもそも、どのくらいが適量なのか目安を以下では挙げてみました。

  • アルコール度数が5度のビールは中瓶1本(500ml)
  • アルコール度数が15度の日本酒は1合(180ml)
  • アルコール度数が25度の焼酎は0.6合(110ml)
  • アルコール度数が43度のウイスキーはダブル1杯(60ml)
  • アルコール度数が5度の缶チューハイは1.5缶(520ml)

同じ体質の人でもその日の体調によって多少は変化しますが、上記のアルコールの摂取量を守っていれば身体に悪影響はありません。

大勢の人と一緒に飲むお酒は美味しくて何よりも楽しいですし、身体が火照って血行が良くなれば毛母細胞へと行き渡る栄養素や酸素の量が増えて抜け毛の解消に繋がります。

とは言え、必ずしも悪い印象を抱かれているわけではありませんが、摂取量が多いと薄毛の症状を悪化させる原因となるので注意が必要です。

飲酒によって体内に毒性のあるアセトアルデヒドが発生し、血液を通して体内を循環してAGAの引き金となるDHT(ジヒドロテストステロン)を増加させます。

男性が引き起こすAGAの直接的な原因となっているのがこのDHT(ジヒドロテストステロン)で、毛乳頭で作られる量が多ければ多いほど抜け毛や薄毛の症状が悪化しやすいというわけです。

自毛植毛で頭頂部のO字型の薄毛を改善できたとしても、AGAは日に日に進行していく病気なので、いずれは生え際の薄毛で悩まされるかもしれません。

保険外治療ということで、何回も自毛植毛を受けるのは経済的に厳しい方が多いはずなので、飲酒や喫煙を含め日頃の生活習慣の改善にも気を配るようにしてください。

-自毛植毛の術後