自毛植毛後の運動は大丈夫?
2018/04/02
目次
自毛植毛後の運動は大丈夫なの?
自毛植毛の手術を受けた後は、毛髪の定着率を高めるためにも過度の運動は避けた方が良いと言われています。
アルコールの摂取と同じように、運動によって身体の血行が良くなり、植毛部分が剥がれ落ちる危険性があるので静養に努めた方が良いのです。
もちろん、自毛植毛で植え付けた髪の毛はちょっとした衝撃で剥がれるわけがありませんし、ウォーキングやジョギングといった運動であれば特に問題はありません。
- 美容整形と比べて術後のダウンタイムが短い
- 直ぐに普段と同じ生活へと復帰できる
- メスを使わない方法であれば痛み止め無しでも生活できる
上記のように得られる効果だけではなく、安全性の高さでAGAの治療法の一つとして男性の間で定着しました。
それでも、術後に激しい筋力トレーニングをしたり、プールに入って水と接触したりすると定着率が低くなるかもしれないので、術後の正しいケアの方法を医師に尋ねておかなければならないのです。
親切なクリニックであれば事前に説明してくれる
自分から医師に尋ねなくても、親切なクリニックであれば「過度の運動は控えるように」「飲酒は手術の前日と当日は控えるように」「当日は洗髪しないように」と詳しく説明してくれます。
最初にクリニックを訪れた無料カウンセリングの段階に加えて、手術の直前にも念を押して注意点の確認が行われるでしょう。
自毛植毛は保険が適用されないので高額な費用を支払って手術を受けなければならず、効果を最大限に得られるような努力も同時に行うべきです。
ウォーキング程度の運動であれば自毛植毛後でも大丈夫ですし、汗をかいて頭皮が不潔な状態にならないように注意していれば定着率に悪影響は生じません。
親切な医療機関の代表格とも言えるのがアイランドタワークリニックで、患者さんを徹底的にサポートするために独立した機関のケアセンターを設立しています。
ここで運動や洗髪といった自毛植毛を受けた後の過ごし方について説明してくれるはずなので、きちんとメモしてその指示に従うようにしてください。
術後1週間が過ぎれば普段と同じ生活に戻れる
自毛植毛の手術を受けてから1週間程度の期間が経過すれば、普段と同じように運動をすることはできます。
自毛植毛は他の外科的な手術と比べてダウンタイムが短く、直ぐに元の日常生活へと戻れるのです。
術後の通院の回数も非常に少ないですし、お仕事をしている男性でも2日~3日の休暇を取れば受けることができます。
- 土日を使って受ける
- 有給休暇を取る
- ゴールデンウィークやお盆の時期を狙う
このような休みを利用して手術を受ける方は以前よりも遥かに増えました。
男性の薄毛はAGAによって引き起こされることが多く、悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が大きな原因です。
一度発症すると現代の医療では完治が不可能なので、少しでも長く理想のヘアスタイルを維持するためにも自毛植毛を選択肢の一つとして考えてみてください。
自毛植毛後に筋トレをするのはOK?
身体を鍛える目的で、自宅やスポーツジムに通って筋トレに取り組む男性は増えました。
ダンベルやバーベル、チューブを使った筋トレなど鍛えたい部位によって使用する道具は異なりますが、続けることによって次のようにたくさんのメリットがありますよ。
- ムキムキのボディにして女性にモテる身体を手に入れることができる
- 筋トレを通して忍耐力を学ぶことで精神的に強い男になれる
- スポーツのパフォーマンスの向上が期待できる
- 心理状態をポジティブに向けて軽いうつ状態を改善できる
- 身体への意識を高めることによって日常動作が滑らかになる
- 身体が適度に疲れることで睡眠の質が上がる(就寝前の激しい運動はNG)
- 余分な脂肪を燃焼させて肥満やメタボのリスクを下げる
しかし、自毛植毛を受けた後はなるべく筋トレは控えなければなりません。
上記でも説明したように、自毛植毛を受けた後の頭皮はデリケートな状態となっていますので、過度の運動を控える必要があります。
ウォーキングやジョギング程度の運動であれば大丈夫だとしても、激しいウェイトトレーニングを行うと術後の生着率に悪影響が加わりやすいのです。
以下では、自毛植毛の術後に激しい筋トレを行うことによるリスクをまとめてみました。
- 筋トレで頭皮に汗をかくと痒くなったり蒸れたりする
- 頭皮を掻き毟ることで移植したドナーが定着しにくくなる
- 生着率が下がれば術後に移植した部分から髪の毛が生えなくなる
術後直ぐは頭皮への刺激を最小限に抑えなければならないため、激しい筋トレやスポーツは1週間~10日程度は控えた方が良いでしょう。
もちろん、医師の考え方によっても変わりますので、いつから筋トレを再開しても良いのか担当医に相談してみてください。
薄毛の予防として積極的に有酸素運動へと取り組もう
AGAは日常生活による影響は少ないと言われているものの、運動不足の日々が続いていると薄毛の症状が悪化しやすいので注意しなければなりません。
抜け毛や薄毛の直接的な原因にならないとしても、運動によって頭皮の代謝が活発になり、皮脂や汚れをスムーズに排出して毛穴詰まりを防いでくれるので、適度に身体を動かすのは大事なのです。
中でも、薄毛の予防には酸素を体内へと取り込んでマイペースで行う有酸素運動が適しています。
- 手と足を大きく動かしてカロリーを消費する「ウォーキング」
- 無理せずに長い時間に渡って走る「ランニング(ジョギング)」
- 普段は使わない全身の筋肉を動かす「スイミング(水中ウォーキング)」
- 下半身に焦点を当てた運動の「サイクリング(エアロバイク)」
- 外出しなくても自宅でウォーキングできる「踏み台昇降運動」
これらが有酸素運動に該当し、新陳代謝が活性化すれば毛母細胞へと行き渡る酸素や栄養素の量が増えて成長を促せるのです。
自毛植毛を受けても不規則な生活が続いていれば他の部位の薄毛も進行しやすいので、身体の内側から改善を図るためにも積極的に有酸素運動へと取り組んでみてください。