頭頂部の自毛植毛
2017/01/28
目次
頭頂部の薄毛を治すために自毛植毛を受けよう
頭頂部は男性型脱毛症が進行しやすい部分の一つで、年齢を重ねるにつれて脱毛部位がだんだんと広がり、抜け毛が増えて薄毛へと誘われてしまいます。
生え際と比べて頭頂部は血管が多いため、薄毛を改善しやすいと言われておりますが、医薬品の使用では思うような効果が得られないこともあるのでクリニックで自毛植毛を受けるのは選択肢の一つです。
- 男性ホルモンを抑制するプロペシアを服用する
- 高い発毛効果を得られるミノキシジルの育毛剤を塗布する
- 育毛サプリメントを摂取して身体の内側から栄養素を摂取する
- 育毛シャンプーによる洗髪で良好な頭皮環境を保つ
頭頂部の薄毛の対策として上記の方法が代表的ですが、個人差があるのでどれも確実な効果を得ることはできません。
その点、自分の後頭部や側頭部といった髪の毛を頭頂部へ移動させる自毛植毛であれば、全体的な髪の毛の量は変化がないとしても、根本的にAGAを克服することができます。
自分の頭皮に生えていた髪の毛という点では後頭部も頭頂部も変わりなく、移動させても以前と同じように抜けたり生えたりという通常のヘアサイクルを半永久的に繰り返してくれるのです。
頭のてっぺんから薄くなるO字型の薄毛は男性が悩みやすいタイプの一つで、AGAが進行して抜け毛が増えるだけではなく、髪の毛が細くコシがなくなってくると余計に薄さが目立つようになります。
急いで自毛植毛の手術を受けるのが良いとは一概に言えないものの、プロペシアやミノキシジルを中心とする投薬治療で効果が得られないのであれば試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。
頭頂部の自毛植毛で必要な株数や費用の目安は?
頭頂部の自毛植毛で必要な株数の目安として、FUT法であれば2,000株、FUE法であれば1,540株だと考えられています。
費用に換算するとFUT法が150万円以上、FUE法で180万円以上となり、どちらにしても保険が適用されないので高額な費用を負担しなければなりません。
しかし、AGAの症状がそこまで大きく進行していないのであれば、200本や300本の自毛植毛でも大きな効果を得られるかもしれないので一度クリニックで相談してみるべきです。
- 髪の毛1本1本が細くなっているだけなので見た目上はあまり薄毛が進行していない
- パっと見ただけでは分からないが良く見ると薄いのが分かる
- 明らかにボリュームがなくなっていて誰が見ても薄毛だと分かる
このように頭頂部の薄毛と言っても個人によって症状の程度は異なり、AGAの進行具合によって移植する際に必要な株数やグラフト数は異なります。
生え際と比べれば必要な本数は比較的多くなりますが、技術力の高い医師が在籍しているアイランドタワークリニックであれば大量に植え付けるメガセッションにも対応しているので一度相談してみてください。
小さなクリニックでは頭頂部への自毛植毛は難しい
自毛植毛で採取する後頭部や側頭部といった部分の髪の毛は男性ホルモンの影響を受けにくく、頭頂部に移動させれば生涯に渡って生え続けてくれるのです。
現在では、4,000本以上の自毛植毛ができるメガセッションを取り入れたクリニックが多いため、カッパのような髪型になってしまった男性でも手術を受けて薄毛を克服することはできます。
ただし、自毛植毛を受けるためにクリニックを受診し、「頭頂部に髪の毛を植えつけてもボリュームを出すのは難しい」と医師から言われるかもしれません。
頭頂部への自毛植毛をおすすめしないのは植える本数が多いからで、小さなクリニックでは対応しきれないケースがあるのです。
- 医師やスタッフなどの人員が少なければ自毛植毛の手術に長い時間がかかってしまう
- 手術時間が長ければ長いほど後頭部から移植したドナーが頭皮へと定着しなくなる
- 定着率が下がれば薄毛の改善に繋がらない
このように自毛植毛では手術の正確さだけではなくスピードも重要で、早ければ早いほど高い定着率を得られます。
つまり、頭頂部への手術が難しいと回答するクリニックは一度に大量の移植を行うメガセッションに対応していないことになるので、他の医療機関で処置を受けた方が良いでしょう。
ただでさえ大量の切り分け作業でドナーの生着率は下がっていきますし、既存の大事な髪の毛が失われてしまうのは薄毛で悩む男性にとって悲惨です。
大手の病院であれば短時間で手術を終わらせるために技術力の高い医師だけではなく、周りのスタッフの質にも気を配っているはずなので、どこで自毛植毛を受けるのがベストなのかゆっくりと考えてみてください。
頭頂部の自毛植毛を受けるに当たってのクリニックの選び方
上記でもご説明したように、頭頂部の自毛植毛を受けるに当たってクリニックによっては難しいと言われる場合があります。
確かに、広範囲に渡る薄毛を治療するに当たって大量に後頭部から採取しなければなりませんし、手術に時間がかかれば定着率が悪くなるのでドナーが無駄になりやすいのです。
そこで、以下では頭頂部の自毛植毛を受けるに当たり、正しいクリニックの選び方についてまとめてみました。
- 頭頂部の薄毛は自毛植毛でも回復するのが難しい
- 頭頂部への自毛植毛は効果なし
こういった意見が出回っているのはクリニックの選び方が間違っているケースがほとんどなので、薄毛で悩んでいる男性は一度チェックしておきましょう。
メガセッションに対応しているかどうか
頭頂部の薄毛は比較的広範囲に渡って広がりやすいため、メガセッションに対応しているかどうかは重要なポイントです。
今までの自毛植毛では1回の手術で移植できる本数は限られていましたが、メガセッションに対応しているクリニックであれば2,500グラフト(5,000本)以上の移植ができます。
一流のクリニックで可能な手術となっており、どんなメリットがあるのかまとめてみました。
- 1回で従来の2回分の移植ができるので患者さんの費用の負担を抑えられる
- 植え付ける本数が多ければ多いほど1回の手術で広範囲に渡る薄毛を改善できる
- 治療期間が短くなるので短期間でコンプレックスとなりやすい薄毛を回復させられる
- 手術回数が減れば結果的に毛根切断量が減って移植本数を増やせる
広い薄毛エリアをカバーできる方法と捉えるのが分かりやすく、全てのクリニックで対応しているわけではありません。
中にはメガセッションができない医療機関もあるので、頭頂部やつむじ近辺の自毛植毛を受けたい男性は選び方に注意が必要なのです。
アイランドタワークリニックでは他院では難しいメガセッションを実現させるために、 専用機材を導入し素早く正確なドナーの採取と移植ができるような試みを行っています。
同時にメスを使わないi-direct法で頭皮に形成される傷跡のリスクを抑えられるので、まずはアイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
症例が公式サイトで公開されている
これは頭頂部の自毛植毛に限った話ではないものの、症例が公式サイトで公開されているかどうかは大事です。
- 実際に頭頂部への自毛植毛を受けた患者さんの体験談や写真が載っている
- 広範囲に渡る薄毛で悩まされていたが、自毛植毛のお陰で回復できた
- そのクリニックでは難しいと言われている頭頂部の処置も可能だと判断できる
このように考えられ、自分達の技術に自信があって患者さんも結果に満足しているからこそ症例を公開できます。
煽り文句が派手なクリニックは意外と目につきやすいのですが、症例が公式サイトで掲載されていないのは危険なので十分に注意してください。
サポート体制が充実している
自毛植毛で満足のいく結果を残すに当たり、サポート体制が充実しているかどうかは選び方の参考になります。
日帰りで完了する治療でも外科的な手術という点では一緒ですし、医師と信頼関係を築けるかどうかが重要なのです。
- 薄毛で悩む患者さんに対して無料のカウンセリングが行われている
- カウンセラーだけではなく手術を担当する医師と事前に相談できる
- 個人の症状に合わせて術後のアフターケアを徹底してくれる
この3点が選び方の目安となり、「直ぐに手術を受けなければなりません」と煽ってくるようなクリニックは避けましょう。