自毛植毛の定着率

2016/10/30

自毛植毛後の定着率はどのくらい?

自毛植毛後の定着率はどのくらい?
自毛植毛による定着率は非常に高く、しっかりと頭皮に定着すれば抜けたり生えたりというヘア周期を繰り返してくれます。

後頭部に生えていた髪の毛が頭頂部や生え際に移動したとしても、頭皮に定着していれば半永久的に伸び続けるのです。

人工毛植毛の場合は一定期間が経過した後に自然と抜け落ちてしまうので、定着率は0%と言えるかもしれません。

その点、自毛植毛の定着率は95%を超えておりますし、現在では後頭部から採取するドナーをできる限り無駄にしないような方法が開発されているので、今後も技術の発達によって少しずつ高まるはずです。

しかし、自毛植毛を受けた後の対処の仕方が間違っていると定着率が下がりやすく、高額な費用を支払って植え付けたドナーが無駄になってしまいます。

自毛植毛で移植した髪の毛が簡単に抜け落ちることはないものの、定着率の低下を未然に予防するためにどのような対策を練れば良いのか以下を参考にしてみてください。

 

技術力の高い医師の下で手術を受ける

予防というよりも最初に心得ておかなければならないポイントの一つですが、技術力の高い医師の下で手術を受けなければなりません。

自毛植毛に慣れていない医師による手術を受けると以下のような弊害があります。

  • 頭皮にスリットを入れる際に深く入れすぎてしまった
  • ドナーの採取や植え付けに想像以上に長い時間がかかった
  • 健康なドナーをきちんと選んで採取できなかった

これらは全て定着率が下がる原因となりやすく、自毛植毛の失敗に繋がるのです。

そこで、「自毛植毛で有名なクリニック=技術力の高い医師が在籍している」と考えられるので、国内でナンバーワンのシェア率を誇るアイランドタワークリニックを利用しましょう。

アイランドタワークリニックに在籍している熟練の医師であれば、95%以上の定着率を得られるので一度相談してみてください。

 

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頭皮を清潔に保つ

自毛植毛後に限った話ではありませんが、頭皮を不潔な状態で保っていると毛髪がしっかりと成長できず、薄毛を引き起こす原因となります。

「洗髪は手術の翌日から」「シャンプー剤の使用は手術の2日後から」とアフターケアの方法は決まっておりますが、長期間に渡って皮脂をそのままにしておくのは危険です。

頭皮が炎症を起こして定着率が下がり、自分の後頭部から採取した髪の毛が無駄になるので、低刺激タイプのアミノ酸系シャンプーや赤ちゃん用のシャンプーで清潔さを保ちましょう。

自毛植毛を受けてから数日間が経って普段と同じように洗髪できる場合でも、「ゴシゴシと擦らない」「力を入れすぎない」「洗浄成分をしっかりと洗い流す」という対策が必要です。

 

日々の育毛ケアを怠らない

自毛植毛を受けた後直ぐの使用は避けた方が良いかもしれませんが、AGAの症状を緩やかにするためにも育毛剤や育毛シャンプーといった使用は実に適しています。

自毛植毛で頭頂部の薄毛を克服できたとしても、年齢を重ねていくにつれて今度は生え際の薄毛に悩まされるかもしれません。

AGAが進行性の病気である以上、これは避けられない運命なので、頭皮への定着率を少しでも上げるためにも日々の育毛ケアを欠かさずに行うべきです。

育毛サプリメントで身体の内側から発毛しやすい環境を整えるのも選択肢の一つですし、自毛植毛後でも栄養補給の一環として飲むことはできます。

ただし、発毛効果が高いからといって、医薬品成分のミノキシジルが含まれた育毛剤を術後に使うのはやめましょう。

  • 血管を拡張して毛母細胞へと栄養分を届けて発毛効果を得られるのがミノキシジルの育毛剤
  • 5%のリアップであれば頭皮や髪の毛へと加わる刺激を抑えられる
  • しかし、自毛植毛の術後は頭皮が想像以上にデリケートな状態となっている
  • 頭皮のかぶれや赤みといった炎症のリスクも十分に考えられる
  • 頭皮がダメージを受けて定着率の低下に繋がりやすい

上記のようなリスクがあり、植物成分のみで構成されている天然の育毛剤であればまだしも、ミノキシジルは医師の許可が出るまで使ってはいけないのです。

 

過度の自毛植毛は避ける

この点に関しては事前に医師から説明を受けるはずですが、過度の自毛植毛で密度を高めすぎると逆に定着率が悪くなります。

植毛の密度は1回の手術で大よそ3割から4割程度で、2回3回と回数を増やしていくことで7割や8割と増やしていくことが可能です。

しかし、正常な定着率が保たれるのは密度が70%程度だと言われており、あまりにも髪の毛を脱毛部分に増やしすぎると逆効果となるので注意しましょう。

安全性の高い治療でも、同じ部分に何回も移植していれば、頭皮に大きな負担が加わりやすいと心得ておくべきです。

-自毛植毛の基礎知識