パンチ式の自毛植毛のメリットやデメリット
パンチ式の自毛植毛の方法やメリットをチェック!
自分の髪の毛を移植する自毛植毛は、病院やクリニックによって実施されている方法が異なります。
「少しでも定着率が上がるように」「少しでも患者さんへの負担が少なくなるように」と、改良が積み重ねられてきました。
数多くの自毛植毛の一つがパンチ式と呼ばれる方法で、パンチグラフト植毛とも呼ばれていますね。
パンチグラフトは現在の植毛技術の原点と言うべき手法で、1960年代~1990年代初頭までの主流の方法です。
どのような流れでパンチ式の自毛植毛の手術が行われるのか簡単に見ていきましょう。
- AGAの影響を受けにくい後頭部からドナーを採取する
- 約10本の毛髪を含む直径3㎜~4㎜の株に分ける
- 頭頂部や前頭部など薄毛の部分へと植え付けていく
薄毛部位へと移植すれば半永久的に生えたり抜けたりといったサイクルを繰り返してくれるため、AGAによる薄毛の根本的な解消に繋がりますよ。
他の方法と違い、パンチ式の自毛植毛にどんなメリットがあるのかまとめてみました。
- 自然と毛包単位での移植となるので生着率が高くなる
- 手術時間が短くて患者さんの身体への負担を減らせる
- 簡単な手術なので高い技術力を持つ医師ではなくてもこなせる
自毛植毛の始まりと言うべき手術にしては、AGAの仕組みやメカニズムに焦点を当てた素晴らしい方法です。
パンチ式の自毛植毛にデメリットはあるの?
生着率が高ければドナーを無駄にせずに済むため、薄毛を改善できる確率は高まります。
しかし、パンチ式の自毛植毛は数十年前に流行った方法ですので、現在の病院ではほとんど行われていません。
むしろ、「ウチでは生着率の高いパンチグラフトによる自毛植毛でAGAを治療できます」と紹介している病院やクリニックがあったとしたら、絶対に手術を受けない方が良いでしょう。
現代の植毛治療においてパンチ式を選択するメリットはありませんし、次のようなデメリットも多いことがその後の研究によって判明しました。
- グラフトサイズが3mm~4mmと大きく、まばら感が出て不自然な仕上がりになる
- 毛根の向きを調節できないので生え際や前頭部への移植には向いていない
- 密度が低く、2回目~3回目の自毛植毛の手術に支障が生じる
- メスを使って移植していくので頭皮へと傷跡が残るリスクがある
メリットよりもデメリットが多いため、パンチ式の自毛植毛が現代の病院やクリニックで実施されていない理由は分かりますよね。
1990年代にはパンチグラフトの短所を改良したミニ・グラフト法やマイクロ・グラフト法が登場しましたので、パンチ式による自毛植毛は終わりを告げたわけです。
アイランドタワークリニックでは独自のi-direct法が可能!
国内でナンバーワンのシェア率を誇るアイランドタワークリニックでは、独自開発されたi-direct法による自毛植毛が行われています。
一つ一つの工程全てに拘った自毛植毛で、パンチ式とは異なるi-direct法のメリットについて見ていきましょう。
- 世界標準を超えた圧倒的スピードでドナーを採取できるので無駄にならない
- 空気圧を使ったインプランターで95%以上と高い生着率を誇る
- 毛髪の流れや密度を細かくコントロールして患者さんの望む仕上がりにできる
- メスを使わずに手術が行われるので頭皮へと傷跡が残るリスクがない
- 後頭部を刈り上げたくない人のために「刈らないDirect」が実施されている
最新の自毛植毛を確かな技術を持った医師に任せられるのが魅力的ですね。
日本国内で自毛植毛を受けた人の70%以上がアイランドタワークリニックを利用していますので、まずはAGAや薄毛の悩みを相談してみてください。