プロペシアの副作用でうつ病が引き起こされる理由

うつ病による代表的な症状とは?

うつ病の男性

うつ病とは精神疾患の一つで、苦しい症状が2週間以上に渡って続きます。

「うつ病とは○○○!」と一言で説明するのは難しいのですが、脳のエネルギーの欠乏で憂鬱な気分や意欲低下が見られるのが特徴ですね。

うつ病の代表的な症状は、次のように「心の症状」と「身体の症状」の2つに大きく分けられます。

  • 「抗うつ気分」「不安感」「焦り」「意欲低下」「億劫感」などの心の症状
  • 「睡眠障害」「食欲不振」「疲労感」「倦怠感」「頭痛」などの身体の症状

ありとあらゆる不快な症状が引き起こされますので、日常生活に悪影響を及ぼすケースも決して少なくありません。

 

プロペシアの副作用でうつ病が引き起こされる理由はこれだ!

プロペシアは、AGA(男性型脱毛症)の治療で使われる代表的な内服薬です。

現在ではAGA専門クリニックや一般皮膚科だけではなく、インターネットの個人輸入代行サイトでも購入できるようになりました。

※プロペシアを個人輸入で購入するのが違法なのかどうかについては、下記のページで詳しく解説しています。

 

プロペシアを個人輸入で購入するのは違法?考えられるリスクをまとめてみた

 

AGAのメカニズムに焦点を当てた画期的な医薬品ですが、副作用でうつ病を発症する恐れがありますので気を付けないといけません。

プロペシアを服用してから不安感や身体のだるさ、意欲低下などの症状が出た男性は、うつ症状の副作用が出ていると考えられますよ。

なぜAGA治療薬のプロペシアの副作用でうつ病が引き起こされる可能性があるのか、幾つかの理由を見ていきましょう。

 

体内でホルモンバランスが崩れやすい

プロペシアの服用でうつ病のリスクがあるのは、体内でホルモンバランスが崩れやすいからです。

以下では、プロペシアの服用で男性ホルモンにどう変化が出るのかまとめてみました。

  1. プロペシアの中には有効成分のフィナステリドが含まれている
  2. フィナステリドが悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑える
  3. DHTはヘアサイクルを崩すため、抜け毛の症状を抑えられる
  4. その影響で男性ホルモンのバランスが崩れやすくなる
  5. イライラしたり不安症になったりしやすい

男性ホルモンのバランスが崩れるだけではなく、プロペシアには明るく前向きな気持ちになれる神経活性ステロイドと呼ばれるホルモンの分泌量も減少する傾向があります。

これらの問題が重なり合うと、プロペシアによるAGA治療でうつ病のリスクが高まるわけです。

 

勃起不全や性欲減退などの男性機能障害が起こる

男性機能障害

プロペシアの代表的な副作用は、勃起不全(ED)や性欲減退などの男性機能障害です。

副作用の発症率は2%以下と低いものの、DHT(ジヒドロテストステロン)が減少することで男性機能に少なからず悪影響がありますね。

プロペシアを服用する男性は既に30代や40代など中高年に差し掛かっていることが多く、ただでさえ次の悩みを抱えやすいのではないでしょうか。

  • 下半身に元気がなくなって満足に夜の営みができなくなる
  • 性欲が衰えて妻を求めることが少なくなる
  • 活力や気力が衰えて若々しさがなくなる

男性機能障害の症状が加速して男としての自信やプライドを傷つけられると、「自分はもうダメだ・・・」とうつ状態に陥りやすくなるわけです。

ジョージワシントン大学のマイケル・アーウィング博士が実施した実験では、次のデータが報告されていました。

  • フィナステリドの服用をやめてから3ヵ月が経っても男性機能の低下の症状を訴える60人の男性を集めた
  • フィナステリドを1回も服用したことがなく、精神病も患っていない30人の男性を集めた
  • うつ病になる可能性があるのかどうか診断テストで調べてみた
  • 前者の60人のうち約75%にうつ病の可能性、約44%に自殺願望が確認された

男性機能が低下すると夜の生活に支障が出るだけではなくうつ病になるリスクも高まりますので、プロペシアだけではなくED治療薬のバイアグラの併用も考慮した方が良いでしょう。

下記のページでも説明していますが、併用禁忌薬が設定されていないプロペシアは飲み合わせてはいけない薬はありません。

 

プロペシアとの飲み合わせを避けたい薬やサプリメント

 

ただし、自分勝手な判断で服用すると副作用の症状が加速する恐れがありますので、事前にかかりつけの医師に相談すべきです。

 

薄毛の放置はうつ病に繋がりやすい!

薄毛の放置は危険

プロペシアの副作用でうつ病になりやすいからといって、AGAの治療をストップするのはあまりおすすめできません。

既にプロペシアを飲んでいる男性は、間違いなく薄毛の症状で悩まされていますよね。

その薄毛の症状を放置していると、「老けて見られる」「女性からモテない」と考えて余計にうつ病のリスクが高まるのです。

しかし、プロペシアの服用では改善できる症状に限界がありますので、薄毛を徹底的に克服したい男性は専門クリニックで自毛植毛を受けましょう。

自毛植毛は後頭部に生えている自分の髪の毛を頭頂部や前頭部など、薄くなっている部分に移植する手術です。

内服薬のプロペシアと違い、自毛植毛の優れている部分を幾つか挙げてみました。

  • ほぼ確実に薄毛の部分に自分の髪の毛を生やすことができる
  • 移植が成功すれば半永久的に髪の毛が生え続けてくれる
  • AGAの症状が進行している男性でも後頭部に髪の毛が残っていれば手術が可能
  • プロペシアの服用によるうつ病や男性機能障害などの副作用のリスクがない

クリニックで実施されているAGA治療の中でも、自毛植毛は画期的だと分かります。

プロペシアによる不快な副作用のリスクもありませんので、自毛植毛に興味がある男性はアイランドタワークリニックを受診してみましょう。

アイランドタワークリニックで実施されているi-direct法による自毛植毛は、メスを使わないので頭皮に傷跡が残る心配はありません。

国内でこの手術を受けた10人に7人がアイランドタワークリニックを選んでいますので、是非一度無料カウンセリングを受けてみてください。

 

参考 アイランドタワークリニックの公式サイトはこちら

 

アイランドタワークリニックの評判まとめ

 

まとめ

以上のように、プロペシアを服用するとホルモンバランスの乱れや男性機能障害による副作用で、うつ病を発症する恐れがあります。

日本の臨床試験ではうつ病の副作用が認められたという報告はないものの、うつ状態に陥るリスクはゼロではありません。

副作用が怖いからといって薄毛を放置すると別の問題が発生しますので、AGAを根本的に改善できる自毛植毛を選んでみましょう。

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