プロペシアの効果が出るまでの期間は?少しでも実感するコツはこれだ!

プロペシアの効果が出るまでの期間はどのくらい?

プロペシアの効果が出るまでの期間はどのくらい?

プロペシアを使ってAGA治療を行っている男性の中で、「効果が出るまでの期間はどのくらいなの?」と疑問を抱えている方はいませんか?

医薬品の副作用というリスクを負ってまで飲んでいるため、早く効果を実感したいと考えるのは普通ですよね。

公的機関によって発表されているわけではないものの、大まかな目安は6ヵ月となります。

つまり、病院で処方されてプロペシアを飲んでも、1週間や2週間といった短い期間で髪の毛や頭皮に変化が出ることはありません。

なぜ効果が出るまでに6ヵ月もかかるのか、考えられる理由を幾つか挙げてみました。

  • 個人の生活習慣や体質など様々な要因で効果が変わりやすい
  • フィナステリドの作用でヘアサイクルが正常化しても、急激に髪の毛が成長するわけではない
  • 発毛を促すのではなく、あくまでもAGAの進行を遅延するのが目的

プロペシアの添付文書の中にも、次のように効果を実感できるまでの期間の目安が記載されています。

  • 3ヵ月の連日投与で効果が発現するケースもある
  • しかし、効果が確認できるまで通常は6ヵ月の連日投与が必要
  • 効果を持続させるには継続的に服用すべき

少しでも早くAGAによる抜け毛や薄毛を改善したい男性の気持ちは分かりますが、「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」というヘアサイクルが急激に変化することはありません。

AGAの進行がゆっくりなように改善のスピードも遅いので、プロペシアを使ったAGA治療は焦らずに取り組むのが大事ですよ。

※プロペシアの効果が出るまでの期間が長い理由に関しては、以下のページでも詳しくご説明しています。

 

プロペシアを服用してAGA治療を行う上で押さえておきたい注意点

 

プロペシアの服用で100%効果が出るわけではない!

1日1㎎に渡るプロペシアの投薬で、軽度改善以上の効果が出た割合のデータをまとめてみました。

  • 1年間で58%
  • 2年間で68%
  • 3年間で78%

臨床試験の結果ですので信憑性はありますし、軽度改善に加えて不変(AGAが進行せず)を加えれば98%という効果が出ていますね。

日本皮膚科学会が公開している男性型脱毛診療ガイドラインでもプロペシアはAランクと高い評価を得ているものの、残念ながら服用で100%の効果が出るわけではありません。

6ヵ月で効果が出やすいのはあくまでも目安ですので、男性の中には抜け毛の減少や薄毛の改善を実感できないことはあります。

医学的な効果は立証されているため、正しい飲み方でプロペシアを続けて生活習慣の見直しにも力を入れていれば次のように治療の継続で少しずつ変化していくでしょう。

  • 開始から3ヵ月の脱毛停止期(抜け毛の量が明らかに減る)
  • 4ヵ月~6ヵ月の改善開始期(抜け毛がなくなって産毛が生える)
  • 6ヵ月~1年間の急速改善期(頭皮の髪の毛にボリュームを感じる)
  • 1年間~3年間の安定改善期(緩やかに毛髪の量が増えていく)

それでも、確実な変化は見込めないので、薄毛のコンプレックスを徹底的に解消したい男性には自毛植毛がおすすめです。

自毛植毛は不確かな効果のプロペシアとは違い、自分の髪の毛を移植することで100%薄毛を治療できます。

「プロペシアが効かない」「プロペシアでは改善できない」といった男性にも効果的な手術ですので、自毛植毛を考えている方は国内でも最大手のアイランドタワークリニックに相談してみてください。

 

参考 アイランドタワークリニックの公式サイトはこちら

 

アイランドタワークリニックの評判まとめ

 

プロペシアの効果を少しでも実感するコツはこれだ!

内服薬のプロペシアを飲んでいても、グングンと髪の毛が増えるわけではありません。

上記でも説明したように発毛薬ではなく抜け毛を食い止める医薬品ですので、確実にAGAの治療効果を得られるわけではないのが特徴です。

そこで、プロペシアの効果を少しでも実感するために押さえておきたいコツを幾つか挙げてみました。

AGAによる薄毛のコンプレックスを短い期間で解消したいと考えている男性は、一度目を通しておきましょう。

 

発毛薬のミノキシジルと併用する

発毛薬のミノキシジルと併用する

プロペシアの効果を早めるコツの一つは、発毛薬のミノキシジルとの併用です。

ミノキシジルは高血圧の治療薬として使われていた成分で、血管を拡張して血液の流れを促す作用があります。

その影響で高い発毛効果を持つことが判明し、今ではAGAや薄毛の治療薬として用いられるようになりました。

プロペシアとミノキシジルを含む育毛剤を併用すれば、次のようにAGAの治療ができます。

  • プロペシアの服用でDHTを阻害して抜け毛の抑制を図る
  • ミノキシジルの使用で直接的に発毛効果を促す

ミノキシジルを含む育毛剤の塗布で毛乳頭細胞まで栄養素が運ばれると、プロペシアのみを服用するAGA治療と比べて大幅に発毛実感のスピードは速くなるでしょう。

身体の内側と外側の両方から髪の毛にアプローチできるのが魅力的ですので、プロペシアだけで満足した効果が得られない男性はミノキシジルローションも併用してみてください。

 

リデンシルを含む育毛剤と併用する

ミノキシジルは強力な医薬品成分ですので、使用する男性によっては次の副作用のリスクがあります。

  • 頭皮が赤くなる
  • 頭皮がかゆくなる
  • ニキビや吹き出物が増える

配合されている濃度が高ければ高いほど、副作用のリスクが上がりますので注意しないといけません。

一方でスイスのインデュケム社が開発した新成分のリデンシルを含んだ育毛剤であれば、身体へと負担を与えることなく発毛効果が望めます。

リデンシルはセイヨウアカマツ球果エキスやチャ葉エキスで構成される成分で、期待できる効果は次の3つですね。

  • EGCG2が頭皮の炎症の原因となるインターロイキン-8を抑制する
  • DHQGが髪の毛を作る毛乳頭細胞を活性化させる
  • 亜鉛やグリシンが細胞の代謝を正常に保って毛髪の成長を助ける

プロペシアの効果を更に実感しやすくなりますので、リデンシルを含む育毛剤を毎日のヘアケアに取り入れてみましょう。

 

日々の生活習慣を見直す

AGAの専門クリニックに在籍している医師の話では、プロペシアの薬の作用を上げるには日々の生活習慣を見直すのも大事だと考えられています。

生活習慣の乱れで髪の毛の成長が損なわれていると、プロペシアの本来の効果が期待できません。

そこで、以下では具体的に毎日の生活の中で意識したいポイントをまとめてみました。

  • タンパク質やビタミン、ミネラルなど髪の毛の成長に必要な栄養素をバランス良く摂取する
  • 血流を悪化させたりビタミンCを消費したりするタバコをやめる
  • 夜の10時~深夜の2時までに睡眠をとって成長ホルモンの分泌量を増やす
  • 血液の流れを良くしたりストレスを発散したりするために運動する

AGAによる薄毛を解消しながら健康的な生活を送ることもできますので、食生活の乱れや運動不足を中心に今一度見直してみてください。

 

まとめ

以上のように、プロペシアの効果を実感できるまでの期間は長く、尚且つ100%の変化は期待できないのが特徴です。

それでも、育毛剤を併用したり生活習慣を見直したりすれば薄毛のコンプレックスを解消できるまでの期間は短くなりますので、あらゆるアプローチを行う努力をしましょう。

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