自毛植毛後に起こるピットスカーの症状と原因!効果的な対策方法はある?

2018/09/13

自毛植毛後に起こるピットスカーの症状とは?

自毛植毛後に起こるピットスカーの症状とは?

自毛植毛を受けた後には、様々な後遺症のリスクがあります。

以下のページでも説明していますが、頭皮の出血や後頭部のツッパリ感、頭皮の知覚過敏といった症状が代表的ですね。

 

自毛植毛の後遺症・副作用

 

その中でもピットスカーと呼ばれる現象も過去には何件か報告されていて、どのような症状なのか具体的に見ていきましょう。

  • 頭皮がボコボコと凹んだ状態になる
  • 移植をした部位が凸凹の状態になる
  • ミカンの皮をイメージすると分かりやすい

「ミカンの皮」「アイスピックで抉られた凹み」と表現されることが多く、自毛植毛の術後に毛根に変な影ができやすいのが特徴です。

自毛植毛や人工毛植毛など、植毛手術を受けた人全てに引き起こされる後遺症や副作用ではありません。

しかし、安全性が確立されていても外科的な手術という点では一緒で、ピットスカーのリスクもあると心得ておくべきです。

 

自毛植毛後にピットスカーが起こる原因は?

以下では、自毛植毛をクリニックで受けた後にピットスカーが起こる原因についてまとめてみました。

  • 毛根を移植する際に毛包を表皮よりも深く押し込んでいる
  • スリットと移植株のサイズが合っていない
  • 手術の担当医の技術や知識が不足している

医師の技術力が未熟だと、ピットスカーが起こる確率が高まります。

紀尾井町クリニックのQ&Aのページでも、「ピットスカーになりませんか?」という質問に対して、「植毛技術が未熟な場合は高確率でピットスカーができます」と記載されていました。

このように聞くと、「本当に自毛植毛を受けても大丈夫なの?」「危険性が高いのでは?」と不安を抱えますが、基本的にピットスカーは人工毛植毛で生じる後遺症です。

  • ポリエステルやナイロンで作られた人工毛を薄毛部分へと移植する
  • 既存の髪の毛の量が少ない男性でも手術を受けられる(重度のAGAでもOK)
  • 自毛植毛のように移植できる最大の本数が特に定められていない
  • 短時間で患者さんが希望するヘアスタイルや髪型にしてくれる

人工毛植毛には上記の特徴やメリットがあり、以前まで薄毛を治療する方法として医療機関で積極的に行われていました。

とは言え、現在では実施している病院は少なく、デメリットが大きいことが判明したからです。

その一つがピットスカーで、人工毛植毛で引き起こされやすい原因について見ていきましょう。

  • 異物を頭皮へと挿し込んだ時に皮膚の細胞が拒絶反応を起こす
  • 頭皮の炎症や化膿のリスクが高く、感染症を患う可能性がある

一度ピットスカーが起こると治りにくく、移植した人工毛が時間の経過で抜け落ちると凸凹が更に目立ってしまいます。

凸凹を隠すために再度植毛手術を受けたりくりぬき修正を行ったりという方法はあるものの、難易度が高いので人工毛植毛自体を受けるべきではありません。

ただし、自毛植毛でもピットスカーが絶対に起こらないと言い切ることはできませんので、名医が在籍しているクリニックで手術を受けるべきですよ。

※名医による自毛植毛を受けた方が良い理由については、以下のページで詳しく説明しています。

 

名医による自毛植毛を受けた方が良い理由

 

自毛植毛後のピットスカーを防ぐ効果的な対策方法は?

ピットスカーの効果的な対策

安全にAGAによる薄毛を治療したいと考えている男性のために、以下では自毛植毛後のピットスカーを防ぐ効果的な対策方法をまとめてみました。

正しい知識を持っていれば危険の高い手術ではありませんので、押さえておきたいポイントをしっかりとチェックしておいてください。

 

人工毛植毛ではなく自毛植毛を受ける

これは最初に把握しておくべき大前提の話なのですが、人工毛植毛ではなく自毛植毛を受けるべきです。

ナイロンやポリエステルの人工毛を移植する手術を受けないだけでも、ピットスカーのリスクは大幅に下がりますね。

日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでは、2つのAGA治療を以下のようにランク付けしていました。

  • 自毛植毛⇒Bランク(行うよう勧められる)
  • 人工毛植毛⇒Dランク(行わないよう勧められる)

人工毛植毛が最低のDランクという評価を受けているのは、人工毛を植え付ける際に拒絶反応を引き起こすリスクがあるからです。

※人工毛植毛ではなく自毛植毛に拒絶反応のリスクがない理由は下記のページでも解説しています。

 

自毛植毛に拒絶反応のリスク無し!

 

受けてはいけない治療なのは紛れもない事実ですので、人工毛植毛を勧める病院やクリニックには十分に注意しましょう。

 

技術力の高い医師が在籍しているクリニックで手術を受ける

技術力の高い医師

自分の髪の毛を移植する自毛植毛でも、医師の技術力が低ければピットスカーで悩まされる確率は上がります。

そのため、技術力の高い医師が在籍しているクリニックで手術を受けるのは、ピットスカーを防ぐ効果的な対策です。

  • 何千件を超える自毛植毛を患者さんに行っている
  • 自毛植毛の名医として紹介されている
  • クリニック自体の評価が高い

上記のような医師が在籍しているクリニックを受診すれば、後遺症や副作用で悩まされることなく自毛植毛で薄毛の治療ができます。

「どこが良いのだろうか・・・」と悩んでいる方は、「新宿」「大阪」「名古屋」「福岡」と全国で4院を構えているアイランドタワークリニックに足を運んでみましょう。

アイランドタワークリニックには坂本有孝先生や對馬彰利先生など有名な名医が在籍していますし、何よりも国内でNo.1のシェア率を誇る自毛植毛の病院ですので、一度無料カウンセリングを受けてみてください。

 

参考 アイランドタワークリニックの公式サイトはこちら

 

アイランドタワークリニックの評判まとめ

 

ピットスカーは額(おでこ)にできやすい

実際の症例を見てみると、ピットスカーは額(おでこ)を中心にできやすいことが分かりました。

効果的な対策というわけではありませんが、どうしても不安であれば頭頂部の自毛植毛を受けるべきです。

  • 頭のてっぺんに髪の毛を移植して薄毛を改善する
  • 額部分の前頭部は育毛剤など別の方法でAGAを治療する

このような対処をしていれば、ピットスカーで悩まされることなく理想のヘアスタイルを手に入れられます。

もちろん、病院や医師の選び方が間違っていなければ前頭部への移植でもピットスカーで悩まされるリスクは低いため、あまり神経質にならずに自分の症状に合うAGA治療や手術を行ってみてください。

 

まとめ

以上のように、自毛植毛を受けた後に引き起こされる可能性のあるピットスカーの症状や原因、正しい対策方法についてまとめました。

100%引き起こされる後遺症ではありませんので、技術力の高い名医が在籍しているクリニックで自毛植毛を受ければ安全ですよ。

上記で紹介したアイランドタワークリニックは国内トップシェアの自毛植毛専門病院ですので、薄毛の悩みを抱えている方は一度足を運んでみましょう。

-自毛植毛の術後