ニードル法による自毛植毛の特徴!受けない方が良い理由は?
2018/08/06
目次
ニードル法による自毛植毛の特徴
自毛植毛と一口に言っても種類が多く、現代に至るまで改良が重ねられてきました。
その一つがニードル法(単一植毛)で、韓国・国立慶北大学医学部のキム教授が開発したのが特徴ですね。
1992年に「バンドル・ヘア・トランスプランテーション」として、キム教授はこの自毛植毛を発表しています。
以下ではニードル法による自毛植毛の大まかな流れを説明していますので、一度目を通しておきましょう。
- FUT法と同じように後頭部から上下約1cmの幅で頭皮をメスで切り取る
- 採取したドナーをグラフトに株分けする
- ニードル針で移植部に穴あけと同時に移植する
後頭部や側頭部からドナーを採取する点では、ニードル法もFUT法も一緒です。
ニードル法による自毛植毛はその後に、ニードル針で穴あけと同時に移植する形になります。
※自毛植毛のFUT法とFUE法による違いについては以下のページで詳しくまとめました。
ニードル法による自毛植毛のメリットはこれだ!
ニードル法による自も植毛は、別名で単一植毛やchoi式と呼ばれています。
日本のクリニックでは「ニドーシステム頭髪専門クリニック」がニードル法による自毛植毛を取り入れているのが特徴で、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
- 頭皮から採取した毛根を無駄なく活かして植え付けることができる
- 移植は全て手作業で実施されるので自然なヘアスタイルを手に入れられる
- 世界的に主流のFUT法と比べて傷跡のリスクが少なくて、術後のかさぶたも形成されにくい
かなりの人手がかかる自毛植毛ですので日本で取り入れているクリニックは少ないものの、熟練の医師による手術を受ければ自然な生え方を手に入れられますよ。
他のやり方と違って注射器を使って1本1本高密度で移植できるため、「自毛植毛を受けて不自然な髪型になってしまった・・・」といった失敗はありません。
それに加えてニードル法は世界的に主流のFUT法による自毛植毛と比べて傷跡のリスクが少なく、術後の悪影響を防ぐことができるのがメリットです。
私たち日本人は肌が黄色くて白い傷跡が目立ちやすいという特徴がありますし、一つの毛穴から生えている毛髪の本数が少ないので、ニードル法は意外と適した手術だと言えます。
ニードル法による自毛植毛を受けない方が良い理由をまとめてみた
自毛植毛で自然な髪型やヘアスタイルを手に入れられると聞き、「ニードル法で受けてみたい!」と考えている男性は少なくありません。
確かに、どれだけ髪の毛の量を増やすことができたとしても、不自然な見た目になってしまっては意味がないですよね。
しかし、結論から言うと、ニードル法による自毛植毛は受けるべきではありません。
それは世界的に主流のFUT法やFUE法、ARTAS(アルタス)植毛と比べてデメリットが大きいからです。
自毛植毛の方法で迷っている方のために、以下ではニードル法を選択しない方が良い理由を幾つか挙げてみました。
- 他の方法で実施される自毛植毛と比べて施術時間が長く、患者さんによっては大きな負担が加わる
- 生着率が50%~60%と低く、ドナーロスが生じやすい
- 広範囲で多本数の移植はできない(メガセッションには対応していない)
- 欧米人のようなブロンドの細い髪の毛の移植には適していない(その証拠として日本と韓国でしか実施されていない)
「ニドーシステム頭髪専門クリニック」では、高い定着率を得るために専門の技術者が丁寧にグラフト作りをしてくれます。
それでも、ドナーロスが生じて生着率が低かったり一度に多本数を植え付けることができなかったりといったデメリットを考慮すると、ニードル法による自毛植毛はやめた方が良いですよ。
現在の日本でも主流の自毛植毛とは言えませんので、別の方法で手術を受けて薄毛の克服を目指しましょう。
自毛植毛はアイランドタワークリニックで受けよう
薄毛の症状が進行して多くの髪の毛を脱毛部分に植え付けたいと考えている方には、ニードル法による自毛植毛ではなくi-direct法を採用しているアイランドタワークリニックがおすすめです。
ニードル法の生着率が50%~60%なのに対して、アイランドタワークリニックのi-direct法は95%以上と非常に高くなっています。
メスを使って皮膚を切り取るのではなく専用のパンチを使っているため、術後に傷跡が形成される心配もありません。
何よりも一度の手術で大量にドナーを移植できるメガセッションが魅力的ですので、まずはアイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。