自毛植毛の問題点やトラブル

2016/07/22

このページでは、クリニックで実施されている自毛植毛の問題点やトラブルについて、詳しく説明していきます。

薄毛改善効果が高いと言われている手術ですが、幾つかの問題点はありますし、実際にトラブルが引き起こされた方もいらっしゃるので、事前にしっかりと確認しておいてください。

 

髪の毛全体の量が変わっているわけではない

自毛植毛による問題点の一つが髪の毛全体の量が変わっていないということで、人工毛植毛との大きな違いだと説明できます。

単純にAGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部といった部位の髪の毛を薄毛部分に移動させているだけなので、髪の毛の絶対数は増えていないのです。

自分の髪の毛を使うということは移植できる本数には限界があり、無限に採取して植え付けられるわけではありません。

あまりにも多くの髪の毛を採取しすぎると、頭頂部や生え際の薄毛を改善できたとしても、髪の毛の絶対数は変わっていないので今度は別の部位が薄くなってしまうのです。

ただし、費用を支払えば無制限に髪の毛を増やせる人工毛植毛は拒絶反応が引き起こされやすく、実際にトラブルが多発しております。

アメリカでは法律で人工毛植毛が禁止されているほど危険視されているので、絶対に受けてはいけない手術の一つなのです。

 

1回の手術で高い費用がかかる

これは致し方ないことだと言えますが、自毛植毛は1回の手術で高い費用がかかるという問題点があります。

現在では、自毛植毛の分割払い・ローンというページでも説明致しましたが、手術費用を一括ではなくローンを利用して分割して支払うことができるようになりました。

それでも、AGAの症状が進行した男性であれば、FUT法でもFUE法でも100万円を超える費用を支払わなければならないケースもあり、経済的に大きな負担を背負わなければならないのです。

これは薄毛治療が保険適用されないことが大きな理由で、美容整形と同じように手術にかかる費用を全て自費で支払う必要があります。

とは言え、自毛植毛に限らず他の治療も同じで、プロペシアやミノキシジルといった医薬品の処方も保険が適用されないため、AGAの治療が長期間に渡って続けばそれだけ負担は大きくなるのです。

 

デザインの不満によるトラブル

自毛植毛を受けた患者さんがクリニックにクレームを入れる場合、デザインによる不満が非常に多くなっております。

「受けた説明とは違った」「イメージと異なる」「生え際のラインが気に入らない」と術後に感じ、トラブルに発展するケースは決して少なくないのです。

確かに、自毛植毛で薄毛部分の髪の毛を増やしてカモフラージュできたとしても、見た目の仕上がりが不自然になってしまっては全く意味がありません。

「あの人は髪の毛が薄い」と人に見られるのではなく、「変な髪型だな」と別の意味で注目を集めてしまう結果となります。

このようなトラブルを未然に防ぐためにも、信頼できるクリニックや専門医を探すとともに、綿密なデザインの打ち合わせをしなければならないのです。

クリニックで受ける自毛植毛の手術の中で、少しでも不安や不満を感じる点があれば、医師に気を遣わずに納得のいくまで突っ込むようにしましょう。

 

頭皮がデコボコになる

自毛植毛の手術をクリニックで受けた後に、頭皮がデコボコになるというトラブルを訴えている患者さんがいらっしゃいます。

手術法によって異なるので一概には説明できないものの、メスを使用するストリップ法の場合は毛髪を採取する際に傷跡が形成され、その傷跡が変化してデコボコになるのです。

この後遺症のような症状をピットスカー現象と呼んでおり、移植する際に毛包を表皮よりも深く押し込んだ際に引き起こされやすくなっております。

このような問題点があると聞くと不安を抱えてしまうかもしれませんが、技術力の高い医師による施術を受けていればそのリスクを少しでも避けられるはずです。

それに、当サイトでご紹介しているアイランドタワークリニックであれば、メスを使わないダイレクト法が取り入れられているので、ピットスカー現象が生じることはありません。

頭皮のデコボコや傷跡といった後遺症なく、薄毛部分の髪の毛を増やして根本的にAGAを克服できるので、アイランドタワークリニックで手術を受けてみてください。

 

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-自毛植毛の基礎知識