自毛植毛でまばらな仕上がりになる理由と未然に防ぐ方法
2018/09/14
目次
自毛植毛を受けてまばらな仕上がりになる理由と未然に防ぐ方法をまとめてみた
薄毛部分に確実に自分の髪の毛を移植できることで、現在ではAGAで悩む男性を中心に自毛植毛をクリニックで受ける方が増えました。
しかし、想像とは違ってまばらな仕上がり(少なすぎる株数)になり、ショックを受けている方は少なくありません。
以下では、自毛植毛後に失敗した人の意見を幾つか挙げていきます。
- 前頭部の生え際の植えていない空き地部分が気になります
- 移植本数が少なかったのか全体的にまばらになっています
- グラフトがまばら過ぎて頭頂部の地肌を隠せていません
- 生え際の髪の毛がない部分がとても気になっていて、髪の毛が生えれば見た目のイメージは変わるのでしょうか?
実際に手術を受けてこのような悩みを抱える方は多く、自毛植毛の典型的な失敗例ですね。
以下では手術後にまばらな仕上がりになる理由と効果的な予防法をまとめていますので、これからクリニックで自毛植毛を受ける予定の方は一度確認しておいてください。
定着率が悪くて移植株が抜け落ちてしまった
仕上がりがまばらになる一番の理由は、定着率が悪くて移植株が抜け落ちてしまったからです。
例えば、1,000グラフトの移植をしたとしても、全ての髪の毛が頭皮へと定着するわけではありません。
現代の最新の医療を施しても定着率は95%が限界で、後の5%の髪の毛は定着せずに抜け落ちます。
- 自毛植毛を受けて髪の毛の多い部分から少ない部位へと移植する
- 頭皮へとしっかりと定着すれば新たな毛髪が生えてくる
- 寿命が来て抜け落ちても正常なヘアサイクルで生え変わる
上記のような仕組みを定着率と呼び、95%と仮定すると1,000グラフトを植え付けた時に50グラフトは無駄になるのです。
もちろん、5%程度であればまばらな仕上がりにはならないものの、以下の理由が加わると90%80%とどんどん低下していきますね。
- FUT法やFUE法など最新の自毛植毛が行われていない病院で手術を受けた
- 術後に頭皮をこすりつけて移植毛へとダメージを与えていた
- 頭皮に定着するまでに不潔な状態で保っていた
クリニックで採用されている自毛植毛のやり方に問題が潜んでいるだけではなく、自宅でのアフターケアが間違っている可能性もありますので、どんな風に過ごせば良いのか医師にきちんと伺っておきましょう。
※自毛植毛の定着率と成功率を上げるために押さえておきたいポイントについては下記のページで詳しく説明しています。
ドクターの技術力やスタッフの経験値が低い
技術力の低いドクターによる手術を受けたりスタッフの経験値が低いクリニックを選んだりすると、自毛植毛で失敗する確率は高くなります。
自毛植毛を成功させるに当たり、最も重要だと考えられるポイントをまとめてみました。
- AGAの原因となる男性ホルモンのDHTの影響を受けない毛根を後頭部や側頭部から正確に採取する
- 手作業でダメージを与えないように1本~3本へと株分けする
- 患者さんの薄毛の具合に合わせて適切なサイズのグラフトを移植する
これらの処置は全てドクターの技術力と関わっていて、経験の浅い担当医による手術を受けると採取する毛根の選び方が間違っていたり株分けする際に傷付けたりします。
また、ドクターに加えてスタッフの知識や経験値も大事で、モタモタしていて頭皮から毛根が離れている時間が長くなると定着率の低下に繋がりやすいのです。
つまり、まばらな仕上がりになるのを避けたいのであれば、下記のような病院やクリニックを選ばないといけません。
- 自毛植毛の名医と呼ばれていて熟練の医師が在籍している
- ドクターをサポートするスタッフや看護師の質が高い
- ドクターとスタッフのチームワークが良い
「今までの症例数が多い」「名医が在籍している」など、病院やクリニックの選び方が間違っていなければ、自毛植毛の成功率は格段にアップしますよ。
※名医による自毛植毛を病院で受けた方が良い理由は以下のページで確認しておきましょう。
そこで、「生え方がまばらになる」「切り取った部分に違和感が残る」「術後に後遺症が残る」といった失敗を防ぎたいのであれば、国内でナンバーワンのシェア率を誇るアイランドタワークリニックがおすすめです。
今までに25,000件以上の症例数を誇る日本最大の自毛植毛クリニックですので、まずはアイランドタワークリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
植毛の範囲が広すぎた
頭頂部のO字型のハゲで悩んでいる男性の場合、「全体的に植え付けて地肌を隠したい」と考えるのではないでしょうか。
若くしてサザエさんの波平さんのようなヘアスタイルになってしまうと、何とかしてでも隠したいという気持ちになります。
しかし、植毛の範囲が広すぎるとまばらになりやすく、薄毛を上手くカモフラージュできない可能性が高いので注意しないといけません。
以下では、広範囲に渡る自毛植毛で失敗する仕組みについてまとめてみました。
- 1回の手術で移植できる本数はクリニックで違いがある
- 大量の移植ができないクリニックで広範囲の施術を受ける
- 技術力の無さが原因で全体的にまばらになる
上記で説明した「ドクターの技術力やスタッフの経験値が低い」という項目とも関わっていますが、広範囲への植毛を考えている人ほど実力の高いクリニックに足を運ぶべきです。
一部分であればまだしも、範囲が広ければ広いほど技術力が物を言うため、大量植毛のメガセッションを取り入れた病院をおすすめします。
メガセッションが採用されていれば、従来の1.5倍~2倍に当たる2,500グラフト以上の移植が可能です。
頭頂部の広い薄毛に有効ですし、一度に2回分の手術を受けられるからこそ何回も自毛植毛を受けずに済みますね。
自毛植毛にかかる費用やコストを抑える意味でも効果的ですので、クリニックの選び方で迷ってしまった時はメガセッションが採用されているのかどうかで比較してみてください。
※上記で紹介しているアイランドタワークリニックでは、メガセッションに対応している自毛植毛専門クリニックです!!