自毛植毛後は血流の悪化に注意!
2018/09/03
自毛植毛を受けた後は血流の悪化に注意しよう!
自毛植毛はAGAによる抜け毛や薄毛を根本的に解消できる手術で、日本でも大分主流になりました。
しかし、自毛植毛はクリニックで手術を受けて終わりではなく、術後の血流の悪化に注意しないといけません。
頭皮の血液の流れが悪くなると、以下のようなメカニズムで術後に悪影響を及ぼしますよ。
- 何かしらの要因で皮膚の血流が減少する
- 自毛植毛で移植した部位の血流低下を招く
- 表皮細胞へと栄養を送る毛細血管が機能を発揮できない
- 酸素や栄養素が上手く行き渡りにくくなる
- 結果的に毛根への定着率が下がって薄毛の改善に至らない
現代の医療では自毛植毛による定着率は95%を超えているというデータがあり、血流が悪くなったからといって50%以下まで減少することはないでしょう。
※自毛植毛後の定着率がどのくらいなのかは、以下のページで詳しく説明しています。
自毛植毛は高額な費用を支払わないと受けられないため、少しでも高い効果を得られるようにアフターケアの方法には注意が必要です。
何が原因で皮膚の血流が悪化するの?
このページでは、日常生活において何が原因で皮膚の血流が悪化するのか幾つか挙げてみました。
- 水分不足に陥っている(赤血球や白血球といった血液細胞の50%以上は水分)
- 喫煙している(タバコに含まれているニコチンは血管を収縮させる作用がある)
- 糖分の過剰摂取によって赤血球が固くなっている
- 運動不足で筋肉を動かさない状態が続いている(自毛植毛後に関しては激しい運動はNG)
- 精神的なストレスが溜まって自律神経が乱れて血液の循環調整が機能しなくなる
食生活の乱れや運動不足など、頭皮の血流が悪化する原因は日常生活に潜んでいます。
中でも、自毛植毛後の喫煙は避けた方が良いと紀尾井町クリニックの医師は仰っていました。
紀尾井町クリニックに限らず他のクリニックでも血流の悪化を防ぐために、2週間~3週間程度は喫煙を避けるべきだと説明を受けますね。
また、血流の悪化は自毛植毛の結果に悪影響が及ぶだけではなく、以下のような症状も同時に引き起こされる可能性があります。
- 身体がだるくなる
- 傷の治癒が遅くなる
- 皮膚がかゆくなる
- 食欲不振に陥る
- 痺れや痙攣に繋がる
- 肩こりや腰痛に繋がる
- 肌トラブルが治りにくくなる
中には日常生活に支障が出るような症状も多いですし、自毛植毛後ではなくても血流を促す対処をした方が良いのは間違いありません。
日常生活の中で、毛細血管の機能を保つビタミンCや血行不良を改善するビタミンEを摂取すれば、頭皮の血流の悪化を未然に防ぐことができます。
また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も新陳代謝や血行を良くする働きがありますので、意識的に身体を動かす努力をするのも大事ですよ。
1日に20分間のウォーキングだけでも十分に効果はありますので、自毛植毛を受けた後に頭皮の血行不良を防ぐ努力をしましょう。
自毛植毛を受けた直後は激しい運動は厳禁!
上記では血流の悪化を防ぐために有酸素運動が大事だと説明しましたが、自毛植毛を受けた直後は激しい運動は厳禁です。
血液の流れが良くなりすぎると、自毛植毛で移植したドナーが剥がれ落ちて定着率が下がる原因になります。
定着率が95%以上を誇るi-direct法を取り入れたアイランドタワークリニックでもこの点に関しては一緒で、自毛植毛の効果を高めるには正しいアフターケアを行わないといけません。
以下では、自毛植毛を受けた後にどのようなアフターケアをすれば良いのか幾つか挙げてみました。
- 激しいランニングや筋力トレーニングは控える
- ビールや焼酎などアルコールの摂取は避ける
- 頭を洗う際にゴシゴシと擦りすぎない(刺激を与えない)
自毛植毛の成功や失敗は担当する医師で変わりますが、術後に毛包が頭皮に定着するのかどうかはあなたのアフターケアにかかっています。
間違ったやり方でケアをするのは危険ですので、アイランドタワークリニックに在籍している専門医に直接伺ってみてください。