自毛植毛の時間・日数
2016/09/14
自毛植毛の手術時間について
自毛植毛の手術時間は行われる方法や移植する本数によって異なるので一概には説明できないものの、そこまで長くないので身体に大きな負担がかかることはありません。
大量に髪の毛を植え付けるメガセッションでも、現在ではスピーディーな治療が実施されているので、3時間から6時間程度だと考えられます。
それに、自毛植毛を受ける前に局所麻酔を打つ形となり、ウトウトした状態で手術が行われるので、それほど長い時間だとは感じないはずです。
メスで毛根を頭皮から切り取るFUT法と、メスを使わずに専用のパンチで毛穴をくり抜くFUE法によって異なるものの、大よその時間は以下となっております。
①洗髪(髪の毛の汚れを取り除いて頭皮を綺麗にする):30分
②消毒(治療の前の消毒):15分
③麻酔の後にドナーの採取:30分
④株分け(移植した髪の毛を専門スタッフが丁寧に分ける):60分
⑤消毒・麻酔・穴あけ(脱毛部分に植え込んでいく):60分
⑥植毛作業(株入れ):60分
⑦タイオーバー(頭皮に包帯を巻いて固定する):15分
以上のように長い時間をかけずに自毛植毛の全過程を終了させられますし、1日をかけた手術の後に数回の通院をするだけで済みます。
当ブログでご紹介しているアイランドタワークリニックであれば、施術中にリラックスしながらDVDを見られる環境が整っているので、安心して手術を受けたい方は一度訪れてみてください。
自毛植毛で髪の毛が生えるまでの日数について
自毛植毛の手術をクリニックで受け、髪の毛が生えるまでには一定の日数が必要となります。
手術に成功すればきちんと自分の頭皮に定着するものの、1ヶ月程度でヘアサイクルの影響で全てが受け落ちてしまうのです。
自毛植毛による副作用なのではないかと不安を抱えている方は多いものの、手術後に抜け毛が増えるのはどんな体質の男性でも同じなので心配ありません。
自毛植毛の寿命でも説明致しましたが、一定の日数が経過すれば今まで脱毛していた部分から産毛が生え始め、1年後にはフサフサの状態を維持できます。
毛髪が生え揃えば自然な状態へと変化していきますし、これからは半永久的に抜けたり生えたりというサイクルを繰り返してくれるのです。
以上のように、一時的な脱毛は今後の発毛のための前段階として欠かせないですし、丁寧な頭皮ケアさえ行っていれば自毛植毛の手術で失敗することはないでしょう。
親切なクリニックであれば、手術を患者さんに提供して終わりではなく、正しいアフターケアの方法まで指示してくれるはずです。
自毛植毛が完成するまでに注意すべきポイント!
自毛植毛は手術を受けてから髪の毛が生え変わって完成するまでに長い期間がかかり、半年間~1年間程度だと上記では説明しました。
生え変わるスピードには個人差があるので一概には言えませんが、ゆっくりとしたペースで伸びていく点では一緒です。
そこで、自毛植毛が完成するまでに注意すべきポイントを以下では幾つか挙げてみたので一度チェックしておきましょう。
- 手術翌日までは包帯をつけたまま過ごさなければならず自分で外してはいけない
- 当日の洗髪は控え、翌日はぬるま湯だけで軽く洗い流す程度に抑える
- 傷口が塞がるまではアルコールの摂取や熱いお風呂の入浴など血行が良くなる行動を避ける
- 術後1週間程度は激しく身体を動かす運動やスポーツは控える
- ヘアカラーやパーマなどの刺激が加わるものは1ヵ月以内は控える
上記のようなアフターケアが大事だと医師からも説明を受けるはずです。
特に術後1ヶ月間は慎重に頭皮や髪の毛のケアを行わなければならず、この期間に刺激が加わっていると移植毛が定着せずに抜け落ちる原因となります。
しかし、完成するまでの間ずっと神経質にならなくても、術後1ヶ月間だけ注意すべきポイントを押さえておけば問題はありません。
一旦馴染めば他の髪の毛と同じようにヘアサイクルに従い、成長期⇒退行期⇒休止期と抜けたり生えたりを繰り返してくれます。
経過の確認の定期検診はきちんと受けよう
クリニックによって判断は異なりますが、数ヶ月おきに実施される定期検診を行うところがほとんどです。
髪の毛が定着して理想のヘアスタイルが完成するまでにトラブルが引き起こされることはあります。
- 術後の痛みが全く引かない
- 1ヶ月後に患部が腫れてきた
- 時間が経っているのにピリピリと痺れる
このような症状で悩まされることはあるため、経過を確認する定期検診が大事なのはお分かり頂けるはずです。
定期検診自体は無料なので別途で費用を支払う必要はなく、特に異常が見当たらなければ数十分程度で医師による診察は終わります。
最後の診察が終わればその後は通院しなくても良いですし、3ヵ月ごとや4ヶ月ごとなど頻度は多くないので専門医の指示に従ってください。