自毛植毛と包帯

2016/07/22

自毛植毛は外科的な処置を施す手術ということで、治療の後は例外なく頭に包帯を巻いていきます。

メスを使うFUT法にしてもメスを使わないFUE法にしても出血の可能性があるので、施術した部分を中心に包帯を巻かなければならないのです。

しかし、術後いつまでも包帯を着用しなければならないわけではなく、手術の翌日にクリニックに来院し、経過をチェックしてから取り外すことができます。

メスを使わないFUE法であれば出血のリスクも非常に少なくなっているため、2日から3日が経過すれば日常生活に戻って仕事もできるのではないでしょうか。

それでも、手術をした当日は包帯を着用して帰宅しなければならないので、患者さんに帽子を用意してもらう形となっております。

頭部を圧迫するような帽子でなければ、包帯の上から装着していても悪影響を及ぼすことはなく、自毛植毛による治療効果が薄れるような心配はないはずです。

どちらにしても、自毛植毛を受けた当日で終了というわけではなく、数回に渡ってクリニックへと通院しなければならず、念のために3ヵ月後や6ヵ月後も専門医に経過を診せた方が良いかもしれません。

失敗のリスクが高いような手術ではありませんが、外科的な処置を施す点では他の治療と変わらないので、自分の身体を一番に考えなければならないのです。

当サイトでご紹介しているアイランドタワークリニックの公式サイトでも、治療後に包帯を着用する旨について記載されております。

「よくあるご質問」では術後のケアに関して詳しく記載されておりますし、実際に手術を試みようとしている方はアイランドタワークリニックの無料カウンセリングを受けてみてください。

 

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さて、自毛植毛で形成された傷を隠したいということで、怪我を装って包帯を着用しようと考えている方はいらっしゃいます。

メスで毛根を採取して移植するFUT法では僅かな傷跡が形成されやすいですし、メスを使わないFUE法でも後頭部を刈り上げるため、一定期間は不自然なイメージになってしまうのです。

ただし、AGAの症状が進行しており、広範囲に渡って自毛植毛をクリニックで受けたという方は、包帯で全てを隠し切るのは少々難しいと説明できます。

包帯を着用したままにしておくのは患部の状態も悪化しやすいため、傷跡を目立たなくさせるためにカツラの着用を考えた方が良いかもしれません。

親切なクリニックであれば、術後に傷跡を隠す方法を個人の症状に合わせて考えてくれるので、医師に相談してみるのが一番です。

-自毛植毛の基礎知識