自毛植毛による腫れ

2016/11/13

自毛植毛が原因で頭皮が腫れることはある?

自毛植毛が原因で頭皮が腫れることはある?
自毛植毛の手術を受けた人全てが引き起こすというわけではありませんが、術後にまぶたといった目の周りが腫れたという報告があります。

頭皮の植毛部分に腫れが生じるという方もおり、「怖い手術なのではないか?」と不安を抱えるかもしれません。

原因ははっきりと解明されていないものの、頭皮が自毛植毛によって一時的にダメージを受けた時に生じる副作用だと考えられます。

安全性の高い自毛植毛でも、外科的な手術という点では変わりないので、副作用のリスクは多少なりともあるのです。

しかし、まぶたの腫れは4日間から5日間をピークとして、1週間が経過すれば自然とおさまっていきます。

また、自毛植毛の手術前に使用した麻酔薬による副作用という説も上がっており、生え際への移植をした方ほど引き起こしやすいという特徴があるのです。

恐らく、生え際辺りに注射した麻酔薬が下に垂れ、副作用として目の周りが腫れぼったく感じるのではないでしょうか。

どのような原因で引き起こされているにしても、時間の経過によって腫れは少しずつ解消されていきますし、長期間に渡って続くことはないはずです。

術後しばらく経っても腫れがおさまらないのであれば、自毛植毛の手術を受けたクリニックを受診して専門医の診察を受けることをおすすめします。

最先端のi-direct法による自毛植毛を取り入れているアイランドタワークリニックは、アフターケアのサポートがバッチリなので、些細な症状でも気兼ねせずに相談してみてください。

 

>>> アイランドタワークリニックの公式サイト

 

自毛植毛後の頭皮の腫れを予防する方法

外科的な手術である以上、自毛植毛を受けて頭皮が赤くなったり腫れたりと不快な症状で悩まされるのは仕方ありません。

しかし、症状が悪化すればするほど周囲の人間にバレやすいので、頭皮の腫れを未然に予防する方法を以下ではまとめてみました。

  • 麻酔薬が垂れてくるのが大きな原因なので就寝時にヘッドバンドを着用する
  • 快眠が阻害されないレベルで枕の高さを少し上げてみる
  • 術後3日間は入浴や運動で身体を温めすぎないようにする

このような処置でパっと見て分かる程度の腫れを予防でき、手術を担当する医師へと話を伺ってみてください。

自毛植毛以外が原因の腫れは?

頭皮は身体の中でも皮脂の分泌量が多く、その影響で不衛生な状態になりやすいため、様々なトラブルが引き起こされる可能性があります。

その一つが頭皮の腫れで、自毛植毛の手術が引き金なのではなく、他の原因によって引き起こされているのかもしれません。

その要因の一つが接触性皮膚炎で、皮膚がアレルギー物質や化学物質と触れ合うことで刺激され、赤く腫れたり湿疹ができたりします。

肌質が弱い方はシャンプーの中に含まれている界面活性剤の影響で、接触性皮膚炎を引き起こして赤く腫れることがあるのです。

正常な状態では特に悪影響がなかったとしても、自毛植毛の手術を受けた後は皮膚がデリケートな状態となっており、シャンプー際の界面活性剤の影響をもろに受けたと考えられます。

そのため、事前に医師から説明を受けるはずですが、自毛植毛の術後は頭皮への刺激をできる限り避けるために、市販のシャンプーではなくアミノ酸系シャンプーや無添加シャンプーを使った方が良いでしょう。

  • ドラッグストアやスーパーで市販されている製品は高級系アルコール系シャンプーがほとんど
  • このシャンプー剤の中にはラウリルアルコールやステアリルアルコールといった成分を含む
  • 石油由来の原料で作られているのが大きな特徴
  • 洗浄力が強い代わりに肌に必要な皮脂も取り除く
  • 脂性肌の男性であればまだしも乾燥肌の男性はトラブルに繋がりやすい

高級系アルコール系シャンプーにはこのような特徴があり、刺激を受けやすいのがおすすめされていない理由です。

それに加えて、肌が弱っている時は保存料や着色料など思わぬ物質がアレルゲンとなります。

自毛植毛後は皆さんが想像する以上にデリケートな状態なので、適度な洗浄力のアミノ酸系シャンプーや余計な添加物を含まない無添加シャンプーを選んでください。

-自毛植毛の術後