自毛植毛と増毛エクステの違い
増毛エクステとはどのような施術?
若い女性がファッションの一環として行うエクステ(エクステンション)は、以前から流行っていました。
「簡単にイメージチェンジができる」「憧れのロングヘアになれる」「自然な仕上がりが期待できる」といったメリットがありますよね。
しかし、エクステは若い女性に限った話ではなく、男性が薄毛をカバーする方法としても利用可能です。
毛髪を今直ぐにボリュームアップできるのが増毛エクステで、どんな人に向いているのか見ていきましょう。
- トップの頭頂部にもっとボリュームが欲しい
- 分け目や生え際の薄さが気になっている
- ウィッグやかつらを装着するのは抵抗がある
増毛エクステと一口に言っても施術方法は異なるものの、基本的には自分の髪の毛1本に対して2本~4本の人工毛を装着していきます。
ヘアサロンによっては1時間で2,000本以上ものエクステが可能で、直ぐにボリュームアップを図って薄毛を解消できるのが魅力的ですね。
自毛植毛と増毛エクステの違いをチェック!
自毛植毛と増毛エクステを同じような施術だとイメージしている方は少なくありません。
「植毛」「増毛」と何となく言葉が似ていますが、処置の方法には次のように大きな違いがあります。
- 自毛植毛⇒自分の髪の毛を後頭部から頭頂部など手術で移植する
- 増毛エクステ⇒手術ではなくあくまでもヘアケアの一環として行われる
医療機関で行われる手術なのか、ヘアサロンで実施されている施術なのかが異なるわけです。
他にもメリットやデメリットで違いがありますので、自毛植毛を受けようかエクステを装着しようか迷っている方は一度チェックしておきましょう。
定期的なメンテナンスの違い
増毛エクステは一度施術を受けたら終わりではなく、定期的なメンテナンスをしなければなりません。
- 私たちの髪の毛はAGAを発症していない男性でも1日に50本は抜ける
- エクステを結び付けた髪の毛も時間の経過で抜け落ちていく
- 自毛が伸びるに従って結び目も徐々に上がっていく
- 次第にボリュームが根元から毛先に移動していく
- 不自然な印象にならないためには付け直しが必要となる
上記のように小まめなメンテナンスが必要となり、目安としては1ヶ月間に1回のペースですね。
一方で手術の自毛植毛であれば、一度クリニックで受ければ半永久的に伸び続けます。
メンテナンスの手間や費用がかからないからこそ、自毛植毛は確実にAGAによる薄毛を治療したい男性にピッタリなのです。
以下に該当する男性は、増毛エクステよりも自毛植毛の方が適しています。
- 人工毛ではなく自分の髪の毛で薄毛を復活させたい
- 面倒なケアやメンテナンスを行いたくない
- 高いランニングコストを支払うのは嫌だ
ヘアサロンによっては増毛処置だけで1年間で150万円を超えるケースもあり、「結果的に見て自毛植毛を受ければ良かった・・・」と失敗している方は少なくありません。
150万円もあればアイランドタワークリニックで1,000グラフト(2,000本~2,500本)の自毛植毛が可能ですので、自分の髪の毛を復活させたい方は一度無料カウンセリングで相談してみてください。
自毛なのか人工毛なのかの違い
増毛エクステは皆さんが想像している以上に自然な仕上がりで、次のような特徴があります。
- 見た目のイメージは自毛と変わりはない
- 洗髪や櫛でとかすことができる
- ドライヤーでブローしてもOK
自分の髪の毛と同じような感覚で扱うことができ、これがウィッグやかつらとの大きな違いですね。
しかし、あくまでも人工毛であることには変わらず、自分の髪の毛を薄毛部分へと生やせる自毛植毛とは異なります。
激しいスポーツや水泳でエクステが取れる可能性は少なからずありますし、何よりも触った感触は自毛とは違うでしょう。
「人工毛でカモフラージュするのはちょっと・・・」と考えている男性は、応急処置的な増毛エクステよりも思い切って自毛植毛を受けるべきですよ。
副作用の違い
自毛植毛は自分の髪の毛を増やして薄毛を解消できるのがメリットですが、以下のように副作用のリスクがありますので注意しなければなりません。
- 移植毛(ドナー)を採取した箇所が出血する
- 術後に麻酔の効力が切れた後に痛みが発生する
- 数日後に移植毛が乾燥して根元にかさぶたが形成される
- 緊張やストレス、手術中の薬剤の影響で吐き気が出る
- 傷口が赤くなったりかゆくなったりする
外科的な手術を受ける形となるため、少なからず身体に悪影響が出るわけですね。
一方で増毛エクステは薬剤を使った施術ではないので、副作用や後遺症のリスクなく人工毛を装着して髪の毛を伸ばすことができます。
「副作用は怖いから絶対に嫌だ!!!」と考えている男性は、自毛植毛ではなく増毛エクステで薄毛を解消する応急処置を行ってみてください。